ニュース
[ニュース]2016.2.6
第2代-58kg王者・小澤海斗が絶対王者宣言!初防衛戦の相手、K-1-55kg王者・武尊との対戦について語る
    
 2月6日(土)東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、2月5日(金)東京・後楽園ホール「Krush.63」の[第2代-58kg王座決定戦]に勝利し、同王座に就いた小澤海斗が試合を振り返ると共に、今後の目標を語った。
 -58kgのベルトを持って会見に登場した小澤は「試合をやる前はプレッシャーもすごくあって、下馬評では不利な形だったけど判定に強い神戸選手に判定で勝ったことが良かったかなと思います」と挨拶。

「昨日は闘争心をいつもの数千倍くらい出して、集中力もきれなかったです。ただ試合中は全然思った通りに動けていなくて、セコンドからも自分から行けと言われたんですけど、見る場面が多くて、そこが反省点ですね。神戸選手の攻撃をかわしてから僕が攻撃して、そこでポイントが取れたかなと思います。僕は延長かと思っていたんですけど、あそこで勝てたのは持っているなと思いました」と勝敗のポイントを振り返る。

 ベルトを争った神戸とは試合前に舌戦を繰り広げる場面もあったが「やっぱりパンチの打ち分けは上手かったですね。ボディから顔面への散らしも上手かったですし、最後まで気持ちが折れなかったことも伝わってきました。蹴りも予想以上にスピーディでインパクトもあって重かったですし、パンチも蹴りもバランスがよくて強かったなと思いました」と神戸の実力を称えた。

 試合後のマイクで「ベルトを獲ってからがスタート」と語っていた小澤はチャンピオンの目標としてK-1-55kg参戦&武尊との対戦を掲げ、過去に敗戦を喫している朝久裕貴と佐野天馬との一戦(3・20「Krush.64」)にも興味を示した。

「実力はまだまだですけど、もっと強くなってK-1の舞台でも活躍できたらと思っています。K-1に出るなら-55kgに階級を下げて、武尊選手と戦いたいです。武尊選手は今最も格闘技界で勢いがある選手で注目されているんで、武尊選手を倒して、その勢いを乗っ取りたいです。(-55kgでの試合経験は?)一度、-57kgで試合したことはありましたが、-55kgは初めてです。減量は苦しいですが、もしそうなれば頑張って落とします。

 -58kgで気になっているのは僕の戦績に1敗をつけた朝久(裕貴)選手。3月のKrushで朝久選手と佐野選手が試合をすると思うのですが、その2人の勢いがある方とやりたいです。そしてこのベルトの価値を高めたいと思います」

 会見の最後を「このベルト共に心身共に強くなって、絶対王者と呼ばれるようになります」と絶対王者宣言で締めくくった小澤。-58kg王者としての今後の戦いに注目だ。

 また会見に同席した宮田充Krushプロデューサーは「昨日のタイトルマッチはすごい競り合いで、敗れた神戸選手も胸を張って欲しい。小澤選手はチャンピオンとしての新しいストーリーが続いていきますが、神戸選手には神戸選手で次を考えたい。この一週間くらいで色々と考えて、神戸選手の次の道を作っていきたいです」と王座奪取を逃した神戸にも新たなストーリーを用意したいと話している。
Krushトップページへ戻る