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[ニュース]2017.2.28
「Krush.74」3.3(金)後楽園 木村“フィリップ”ミノル、西川康平をおもちゃにして遊んでやる!「自分の原点=Krushからいい旅たちが出来る。覚醒した俺はヤバいっすよ」
    
 3月3日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.74」の[Krush -67kg Fight]で西川康平と対戦する木村“フィリップ”ミノルのインタビューを公開!
――昨年大晦日に予定されていた試合が直前で消滅してしまい、今年最初の試合が「Krush.74」に決まりました。今大会へのオファーがあって、すぐに気持ちは切り替えられましたか?

「年始の時点で2017年のK-1・Krushのスケジュールがある程度は出ていたので、勝手に『この時期に出場するだろうな』というイメージをしていました(笑)。K-1でもKrushでもオファーがあればすぐに出場しようと決めていたので、気持ちが切れることがなかったです」

――大晦日の試合がなくなっても、引き続きトレーニングは継続していたのですか?

「そうですね。計量直前まで調整していたので、大晦日をあんなバキバキの身体で過ごしたのは初めてです(笑)」

――2016年に初めて総合格闘技の試合を経験して、色んな部分で変化したと思います。自分の中ではどこが一番変わったと思いますか?

「自信と勝負強さですね。大晦日の試合はなくなりましたけど、総合で培った勝負強さはK-1やKrushでさらに発揮されると思います。総合格闘技は凄く難しかったのですが、その中で打撃で勝負しようと思って練習していたので、むっちゃスキルアップしていると思います」

――ずっと木村選手がやってきた打撃と総合格闘技の打撃は違うものですが、そこで得られるものは大きかったですか?

「総合初挑戦の時は打撃のスタイル自体を変える方向で練習してしまったんです。それで大晦日に向けては、総合格闘技でも自分本来のスタイルが通用するような練習をしました。なので、今の自分のスタイルは誰が相手でもハマると思いますし、総合格闘技での経験が活かされると思います。総合の練習はスパーリングがメインで、どんどん実戦で慣れていく感じだったので、実戦練習も多めで勝負勘も付いてきましたね」

――SNSなどを見ていても70kg〜77kgの国内トップ選手たちと練習されていて、練習そのものが過酷だったのではないですか?

「岡見(勇信)選手やデカめの選手と練習していると訳が分からなくなって、毎日どうにかなりそうでした(苦笑)。ただそうやって総合格闘技の練習で培った技術を早くK-1・Krushで試したいという気持ちがありましたね」

――立ち技格闘技のファイターとしてもレベルアップした姿は見せられそうですか?

「だいぶレベルアップしたと思いますよ。立ち技の試合が昨年6月以来で(K-1-65kg世界最強決定トーナメント・リザーブファイトでNOMANに判定勝ち)、こんなに開いたのは久しぶりだったので、早く試合がしたいという気持ちになって心が充電されました」

――「Krush.72」1.15後楽園のリング上挨拶でも「復活するならKrushと決めていた」という言葉もありましたが、木村選手にとってKrushはどんな場所ですか?

「やっぱりKrushは自分の原点なので、Krushで戦いたかったですね。-67kgという今の自分に合っている階級も出来たので、もう一回ここでタイトルマッチまで行ってチャンピオンになりたいです。原点からいい旅立ちが出来ると思うので、Krushで復帰することはずっと決めていました」

――対戦相手の西川康平選手に対しては「打ち合うんじゃなくて、遊んでワクワクしたい」という言葉もありました。

「あんまり打ち合うとかはカッコ良くないので、自分の戦いを遂行して(西川を)おもちゃにして遊びたいです。そこが楽しみなのでワクワクしています。殴り合いやいい試合をするとか、スリリングな試合をするのではなくて、自分がどのように楽しんで倒すかっていう部分でワクワクしています。リングで西川選手を追っかけ回したいので、めっちゃ楽しみです。今までの立ち技の選手では出来なかったパフォーマンスを見せたいですね」

――K-1・Krushをリングの外から客観視していて、どんなことを感じていましたか?

「みんな倒しにいく姿勢が見れて、凄い試合が面白いですよね。ただハラハラするというか興味を持てる選手は、客観的に見てもいないと思うし、そこがみんなに足りない部分ですね。僕がKrushに帰ってきたからには、
今伸びてきている選手やKrushを主戦場にしている選手たちに『Krushファイターはこういうものだ』というものを見せたいです。『Krushファイターはこうやって結果を出して、こうやって成り上がっていくんだよ』というのは僕なり教えてあげます」

――ずばり今年はK-1・Krushで大暴れしたいですか?

「やっと覚醒したんで今年はヤバイですよ。もう誰も触れることが出来ないぐらいの選手になっていると思っていて、今の自分“神ってい”るので、あとはそれを見せるだけです」

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