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[ニュース]2017.3.23
「Krush.75」4.2(日)後楽園 松下大紀、初黒星を喫しても悔しがっている暇はない!「今回こそキャリアがある相手を超える。これから-65kgの選手を倒していきます」
    
 4月2日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.75」の[Krush -65kg Fight]で左右田泰臣と対戦する松下大紀のインタビューを公開!

――第5代Krush-65kg王座決定トーナメント準決勝では小宮由紀博選手に敗れ、初黒星を喫しました。あの試合は松下選手にとってどんな経験になりましたか?

「試合前、相手が足を使って回ってくる戦い方をするかなと思って、そういう練習をしていたんですけど、試合では相手が僕の土俵に上がって距離を潰してきたんですよね。それを自分が3分3Rで対応出来なかったのがまず敗因でした。あとは自分の土俵で相手に上回られて完封されたので普通に僕の負けです(苦笑)。

 そういう負けだったのに周りの人は結構優しい言葉をかけてくれて…それで余計に負けが悔しくなったんですけど、すぐに左右田選手と試合が決まったので、悔しがっている暇はないと思いました。

 小宮選手とやって効く攻撃はなかったんですけど、肌を合わせてみて『こういうポイントの取り方もあるんだな』と感じたし、逆に自分もそういう戦い方も覚えて、KOでも判定でも勝てるようになろう、と思いました。そういう成長を次の試合で見てもらえればなと思っています」

――小宮選手に敗れて新たな戦い方・勝ち方に気づかされたんですね。

「はい。自分はずっと無敗で来ていて、判定で勝った試合でもダウンを取っているので『どうせ勝つだろう』くらいの気持ちで試合してたところがあるんですよね。でも小宮選手との試合はお互いにノーダウンのままズルズル試合が進んでしまって…。

 試合中に『ダウンがなくて判定でどうやって勝てばいいんだろう?』と分からなくなって、小宮選手の戦い方に付き合ってズルズル試合をしてしまいました(苦笑)。でも小宮選手と戦って、色んなことを学んだし、あの試合で成長したと思います」

――小宮戦後もすぐに試合をしたかった感じでしたか?

「少し試合を休んで、自分の戦い方の引き出しを作ることも考えたんですけど、すぐに次の試合のオファーがあって、しかも相手が左右田選手だったので断る理由はなかったです。あんなトップファイターと戦うチャンスはそうないと思うし、すぐに練習に取り組みました。さすがに試合直後は少しダメージもあるんですけど、そこは試合までにしっかり補って、ガッチリいくので大丈夫です」

――今回は小宮戦に続いてキャリアのある選手と連戦することになりましたが、前回の試合を生かしてキャリアのある選手を越えたいというのが1番のテーマですか?

「そうですね。前の試合の感覚を忘れる前に、すぐベテラン選手と試合ができるのは貴重な経験です。逆に間隔が空かなくてよかったとポジティブに考えて、今回こそキャリアのある選手を越えたいです」

――対戦カード発表会見の写真撮影では早くも臨戦態勢という感じでしたね。(※2ショットでの撮影の際、松下が左右田を端に追いやるようにして自分が中心に立った)

「まあ、上手くいなされましたね、これが大人かと思いました(苦笑)。でも今それだけ気持ちも燃えているし、これからベテランの選手をドンドン倒したいですね。本当はベルトを獲ってから、もっと強い選手の名前を出したかったんですけど、途中で負けちゃったので……今は小宮選手にリベンジしたいです。そのためにも次の試合をしっかり勝ってからですね」

――ここから勝利を重ねて『次の-65kgの挑戦者は松下だ』と言われる存在になりたいですか?

「はい。トーナメントで負けたのですぐにチャンスをもらえないと思っていましたが、左右田選手と戦うチャンスが巡ってきて。次で左右田選手に勝って、これからどんどん-65kgの選手を圧倒して倒して『松下、タイトルマッチいくか!』と声をかけてもらえるところまでいきたいです」

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