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[ニュース]2017.3.25
「K-1 WORLD GP」4.22(土)代々木 寺戸伸近、K-1にもしぶとい30代がいないといけない!「練習の成果を出せば、第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントの中で俺が最強です」
    
 3月25日(土)東京・足立区のJB SPORTS BOXING GYMにて、4月22日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館大会「K-1 WORLD GP 2017 JAPAN 〜第2代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント〜」一回戦でジェイミー・ウィーランと対戦する寺戸伸近が公開練習を行った。
 2015年4月の初代スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに続いて、2度目のトーナメント出場となる寺戸。

 公開練習としてシャドーボクシングとミット打ちを2分1Rずつ披露し「試合まで一カ月を切ったところで、いい感じで疲れもたまってきたし、しっかり追い込めていると思います。1試合3Rの合計3試合をやるつもりでスタミナも強化しているし、一発で倒せるものも失わないように練習できていると思います」とトーナメントへ向けて準備を続けている。

 一回戦で対戦するジェイミー・ウィーランは昨年11月の初代フェザー級王座決定トーナメントに出場し、武尊を苦しめたイギリスの強豪。今回はフェザー級からスーパー・バンタム級に階級を落としての参戦となる。

 寺戸も「上の階級から落としてくる選手なので身体がデカいイメージがある。外国人選手は計量が終わって体重が戻ると思うので、タフな試合になると思います」とウィーランのパワー・フィジカル面には警戒を示す。
 
 その一方で「僕はやりやすい相手かなと思っています。周りの評価ではウィーラン選手は手ごわい・強い・優勝候補と言われていますが、俺はその相手を簡単に倒そうかなと思います」とウィーラン攻略には自信を持っている。

 インタビューなどで武居由樹の決勝進出を予想している寺戸は改めて「その予想は変わらないですね。最初に予想していた選手が勝ち上がってくるイメージで練習をしています」。

 準決勝・決勝の相手を想定した練習を続けており「自分の持ち味は倒すこと。倒せる技をしっかり練習しています。トーナメント出場選手の中で俺が一番倒せると思うし、タフな試合になると思いますけど、俺がきっちり倒して勝ち上がらないといけないと思います」と語った。

 現在保持しているKrush-55kg王座を含めて、これまで5本のベルトを巻いてきた寺戸だが、まだK-1のベルトだけは巻いたことがない。寺戸は「K-1のベルトは俺が最後に獲るベルトかなと思う」と話し、若い世代が活躍するK-1において30代の意地を見せると続けた。

「K-1に自分の階級(スーパー・バンタム級)が出来て、K-1のベルトを巻くことができなかったので、K-1のベルトを巻きたいですね。今まで5本のベルトを巻いてきましたが、K-1のベルトは俺が最後に獲るベルトかなと思っています。

 今、若い選手・若い世代が伸びてきて活躍している中で、30代の選手で活躍する選手がいるからこそ盛り上がると思います。俺らみたいにしぶとい30代がいないといけないと思います」

 会見の最後にも「試合に向けてすごく厳しい練習をやらせてもらっています。練習の成果をきっちり出せれば俺がこのメンバーの中で最強だと思っているんで、最強の俺を見せたいです」と自信にあふれた言葉を残した寺戸。

 ベテランの意地と強さを見せて、第2代K-1スーパー・バンタム級王者のベルトを手にすることが出来るか!?

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