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[ニュース]2016.2.18
4・10「Krush.65」初代-53kg王座決定トーナメントが開幕!準決勝は上羽優希×亀本勇翔、隆聖×武居由樹に決定
    
 2月18日(木)、東京・大久保にあるGENスポーツパレスにて記者会見が行われ、4月10日(日)東京・後楽園ホール「Krush.65」の追加対戦カードが発表された。
 Krushの最軽量級=-53kgで初代王者を決める戦いがいよいよスタートする。全4選手による「Krush-53kg初代王座決定トーナメント」が4月大会から開幕。今大会で準決勝2試合が行われ、ここを勝ち抜いた2選手により6月12日(日)Krush後楽園大会で決勝戦=初代王座決定戦が行われる日程だ。

 この日の会見では出場選手と共にトーナメントの組み合わせも発表。元キックボクシング2冠王の上羽優希、K-1ジム・チームドラゴンの亀本勇翔、POWER OF DREAMの武居由樹、そしてドージョー☆シャカリキの隆聖の出場がアナウンスされ、準決勝の組み合わせは上羽×亀本と武居×隆聖のいずれも初対決となる。会見には4選手が揃い、それぞれトーナメントへの意気込みを語った。
上羽優希
「Krushに-53kgが出来て、Krushは若い選手が多いと思うんですけど、30歳を超えて引退しようと思っていた時にKrushからオファーを受けて出場しました。Krushで戦えるなら初代王者を獲りたいんで、何がなんでも獲ろうと思っています。

 対戦相手の亀本選手は今日生で見てデカいと思いました。実力もあるしパンチも蹴りもできる、強い選手だなと思います。トーナメントのメンバーはみんな実力があって強いと思うので、誰とやれば楽勝とかはないし、苦戦すると思うけど頑張ります。KOで勝つのはもちろん誰が見ても面白い試合をすること。そして感動を与えられる選手がKrushのチャンピオンが相応しいと思います。誰が見ても面白い試合が出来るように頑張って、俺がチャンピオンになります」

亀本勇翔
「トーナメント出場が決まって率直な感想は『ついにきたか!』って感想です。キャリア的には早い段階でここまで来たけど、決して順風満帆じゃなくて悔しい負けもあったし、すべてを投げ出したくなることもありました。それでもここまで来れたのはKrushのベルトを獲って、格闘技で大成するというぶれない気持ちがあったからです。周りの反対を押し切ってやってきた格闘技、その証として絶対にベルトを獲ります。

 対戦相手の上羽選手は過去にベルトを巻いたことがあって、チャンピオンになる選手は何かしらもっている人間だと思っているので、リスペクトしています。試合できるのが楽しみです。(もう一つの準決勝で戦う)2人とは試合しているのですが、去年負けた武居選手と決勝でやってみたいです。

 僕は倒す選手がKrushのチャンピオンになるべきだと思うし、Krushのチャンピオンはファンに一番愛される人間がなるべきだと思っています。なので僕はそういう試合をします。今回は初代王座決定トーナメントということで、Krushの歴史に残る素晴らしいトーナメントにしたいと思いますし、その上で俺がチャンピオンになります」
隆聖
「この4人で初代王者を決めるんですけど、-53kgは新階級なんでやるからには他の階級にも負けたくない。-53kgが面白いと言わせたいという気持ちが大きいです。僕は判定が嫌いなんで最初からKO決着でベルトを獲りに行きます。対戦相手の武居選手はボクシングもかじっていてパンチが上手い印象です。でも僕もパンチには自信があるんで、ものすごく噛み合うかなと思っています。

 このトーナメントが絶対面白くなると思ったのは、みんな戦い方がバラバラなところ。武居選手はパンチと蹴り、亀本選手は蹴りと長身を生かした攻撃で、上羽選手ムエタイも経験して巧さもある。ただパンチ力は俺が一番だと思っています。Krushのチャンピオンになる選手はKOはもちろん、分かりやすい決着をつけなきゃいけない。僕はKO決着で誰が見ても面白い試合をするんで応援よろしくお願いします」

武居由樹
「トーナメントのメンバーに選んでいただき、ありがとうございます。-53kgは俺のための階級だと思っているんで、優勝して初代王者になります。対戦相手の隆聖選手はパンチが強くて勢いがあると思いますが、僕もパンチには自信があるし蹴れると思うんで、いい試合になると思います。もう一つの準決勝で対戦する亀本選手と上羽選手は強そうですが、準決勝を勝たないことには意味がないのでまずは準決勝で勝ちます。

 KrushのチャンピオンはKOで倒せる、会場を盛り上げられる選手だと思うので、僕はそんなチャンピオンを目指します。このトーナメントでは僕が一番目立つ試合をします。応援よろしくお願いします」

 なお会見では宮田充Krushプロデューサーがトーナメント出場が期待されていた初代・第2代-55kg王者・瀧谷渉太についても言及。これまでの実績から瀧谷にもトーナメント出場をオファーをしたものの、瀧谷サイドより「4月10日に向けて試合出場が難しい」と返答があったため今回は出場を断念。「まずは今日発表した4選手で初代王座を争い、復帰後に瀧谷選手がどのようにタイトルに絡んでくるかを楽しみにしたい」とコメントしている。

 Krushの新階級にして最軽量の-53kg。初代王座の栄光を掴むのは誰だ!?
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