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[ニュース]2016.2.21
-55kg王者・武尊、4・24代々木大会スーパーファイトで強豪ムエタイ戦士と対戦!「進化した姿を見せて、K-1で培ったスタイルでタイ人を倒します」
    
 2月21日(日) 東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモント にて、4月24日(日)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜」スーパーファイトの概要が発表された。
 今大会にスーパーファイトで出場する-55kg王者・武尊が強豪ムエタイ選手と対戦することが決まった。1月10日の参戦発表会見で「軽量級はタイが一番だと思うんで、ゲーオみたいな強いタイ人を連れて来てもらいたい」と本場タイのムエタイ戦士との対戦を希望していた武尊。この日の会見では前田憲作K-1プロデューサーより、正式に武尊の対戦相手が強豪ムエタイ戦士になることが発表された。

「武尊選手は11月の初防衛戦でフランスのチャールズ・ボンジョバーニ選手に逆転KO勝ちで初防衛に成功しました。そして今回ですが、スーパーファイトでの出場として、武尊選手から『タイの選手と戦いたい』という、強い要望がありました。これを受けて、K-1実行委員会で協議しました結果、今回の武尊選手の対戦相手はムエタイの強豪選手に決定しました。すでに候補選手の選定に入っていますが、もともと武尊選手への対戦希望は世界中のファイターから来ていますが、やはりタイでも数十人の候補選手が挙がりました。今はそれを4〜5名に絞って最終選考に入っています。3月上旬には発表できると思いますので、みなさん、どうぞご期待ください」

 前田プロデューサーの言葉を受けて武尊が挨拶。「キックボクシングの軽量級はムエタイが最強と言われていて、キックボクシングでは打倒ムエタイという言葉もあります。今まで打倒ムエタイを目指した選手は、ムエタイを極めてタイ人を超えようとしていたと思いますが、僕はKrushでデビューして、K-1で戦ってきて、今まで培ったスタイルでタイ人を倒したいと思います。ムエタイとは違うスタイルでタイ人を倒します」とK-1王者としてのムエタイ超えを誓った。

 続く質疑応答では前田プロデューサーにどんな選手がピックアップされているのか質問が挙がり、前田プロデューサーは「K-1チャンピオンの相手である以上、タイのチャンピオンクラスの選手で選考しています。今回は初来日のファイターがいいと思っています」と回答。今回が2016年の初陣となる武尊は「大晦日が終わって4月まで4カ月ほど試合間隔が空いたのですが、去年は試合が多かったので試合をして怪我を直して追い込みをして…の繰り返しで、テクニック練習や新しい技の練習ができませんでした。今はその時期に当てられているので、進化した姿を見せられると思います。今年は-60kgと-65kgのトーナメントがあって、見る方も盛り上がると思いますが、1日3試合じゃなくて武尊の1試合の方が面白かったと思わせたいです。そして今年も全試合KOで締めくくりたいと思います」と2016年のテーマを語った

 また前田プロデューサーがゴング格闘技増刊として2月29日(月)に発売される「K-1×Krush YEAR BOOK 2016」、武尊が表紙を飾った「ゴング格闘技」本誌の表紙を発表。「今回、このような素晴らしい本を作って下さった、イーストプレスさん、ゴング格闘技さんに、心より厚く御礼申し上げます。K-1、Krushの魅力が詰まった一冊になっております」とファンにメッセージを送り、今回が単独で初めて表紙を飾った武尊も「単独は初めてなのでめちゃくちゃうれしいです」と笑顔を見せた。
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