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[ニュース]2016.2.28
-65kg王者ゲーオ、大盛況の公開練習で迫力十分の蹴りを連発!「マサロ・グランダーに重い蹴りを叩き込む。勝つのは私です」
    
 2月28日(日)東京・三ノ輪のウィラサクレックムエタイジムにて、3月4日(金)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-65kg日本代表決定トーナメント〜」K-1 -65kg Fightでマサロ・グランダーと対戦する-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックが公開練習を行った。
 昨年11月の代々木大会で木村"フィリップ"ミノルをKOし、見事に初防衛に成功したゲーオ。2016年の初陣となる今大会へ向けて、普段よりも早い大会9日前の24日早朝に来日し、ウィラサクレックムエタイジムで調整を続けている。

 一般公開となったこの日の公開練習には50名以上のファンが集まり、ゲーオは3分1Rのシャドー、パンチのミット打ち、蹴りのミット打ちを披露。ゲーオは鬼気迫る表情でド迫力のミット打ちを見せ、集まったファンからはどよめきも起こった。そして公開練習後、ゲーオは囲み取材に応じた。
 早めの来日の理由についてゲーオは「日本はタイに比べて寒いので、それに慣れるための時間が必要です。日本は寒い日があったり、暖かい日があったり、気温差に少し驚きましたが、それにもすぐに慣れるでしょう」と日本の寒さ対策であることを説明。

 前回に引き続き、ゲーオはスタミナと脚力強化のために2つの山で走り込みを行い「今はコンディションを整えている状況で、厳しい練習を積んでいます。試合前には100%の状況に仕上げます」と試合までに完全体のゲーオを創り上げるつもりだ。

 対戦相手のグランダーについては「背が高くて蹴りもいい」と分析しつつ「私も彼と戦うために準備・対策を練ってきました。彼も経験ある選手ですが、私の方が経験豊富ですし、試合では私の重い蹴りを叩き込むつもりです」と“蹴撃”を予告し「試合当日に勝つのは私ですよ」と自らの勝利に絶対の自信をのぞかせた。

 今年はゲーオが頂点に君臨する-65kgの世界トーナメントが開催され、3月4日は8選手による日本代表決定トーナメントが行われる。そのうち4選手(木村、左右田、山崎、久保)と対戦経験があるゲーオは「みんな強い選手ばかりで予想するのは難しいですが」と前置きしたうえで「最近実力を伸ばしている」という理由で野杁正明の優勝を予想。自身の負傷欠場で一度流れている野杁との対戦についても「もし彼と戦えるならぜひ戦って見たいですね」と意欲を見せた。
 K-1の文字がプリントされたキックパンツで公開練習を行い、集まったファンへ向けて「今日は練習を見に来ていただいて、とてもうれしいです。みなさんと試合当日に会えることを楽しみにしています。みなさんのおかげで気力が増した気がします」とメッセージを送ったゲーオ。公開練習後もサインや写真撮影に応じるなど、K-1王者としてK-1を盛り上げるという気持ちは今年も変わらない。

「2016年は最高の1年にして、来年はもっといい1年にしたいです」。K-1を代表する王者となったゲーオの2016年が幕を上げる!
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