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[ニュース]2017.5.26
「Krush.76」5.28(日)後楽園  "メロニーに勝ったムエタイ戦士"グレイス・スパイサー、KANAに勝ってKrush女子王座を狙う!
    
 5月26日(金)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、5月28日(日)東京・後楽園ホール「Krush.76」のスーパーファイトでKANAと対戦するグレイス・スパイサーが公開練習を行った。

 グレイスはWBCムエタイ・インターナショナル・ライトフライ級チャンピオンであり、過去に現Krush女子王者のメロニー・ヘウヘスにも勝利している実績もあるファイターだ。

 公開練習ではシャドーボクシングを見せ、その後のミット打ちでは強烈なパンチを繰り出していった。

 Krush初参戦を前に「コンディションは万全。飛行機でもゆっくり休めたので体調は問題ない」と語ったグレイス。「公開練習では軽めの動きを見せただけで、いつものトレーニングほどの動きは見せてない。試合に向けてハードなトレーニングをやってきたので、それ以上のことをここでは見せる必要はないと思う」と続けた。

 日本では初めての試合となるグレイスは、Krushについて「とても素晴らしいイベントだと思っている。Krushの過去の試合を見ても、素晴らしい試合ばかりなので、Krushで試合を出来ることを、とても嬉しく思っている」。

 これまでムエタイルールでの試合が主だったが「Krushに近いルールでも4回ほど試合をしている。ルールに合わせて自分の動きを調整できるので、Krushルールでも問題ないと思っている」とルールに対する不安はない。

 対戦相手のKANAの印象を「動きも良くて、強いパンチを持った良い選手だと思っている」と話すグレイス。

「KANAとの試合は良い試合になると思っている」と発言した上で「ファンのみんなはKO決着を望んでいると思うし、私もKO出来ればいいと思う。もし判定決着になっても試合をコントロールして、全てのラウンドでポイントを取って勝つ」と勝利のイメージも出来ているようだ。

 さらにグレイスはメロニーに勝った試合を振り返り「メロニーとは2年前にイギリスで試合をしたんだけど、私が全てのラウンドで勝っていた」と断言。「私にとってはイージーな相手だった」と余裕たっぷりに語る。

 グレイスがKANAに勝ったあとの目標に掲げるものは、当然メロニーの持つKrush女子王者のベルトだ。

「私は過去にメロニーに勝っているし、今回私がKANAに勝って、メロニーが私と戦いたいと思うのなら、Krushのベルトを懸けて戦いたい。私は自分の一番いいパフォーマンスを見せて、日本のファンに試合を楽しんでもらいたい」

 現在、Krushでも女子は盛り上がりを見せており、グレイスとKANAの試合も今大会のセミファイナルに組まれている。

「セミファイナルで試合が出来ることをうれしく思う」と話すグレイスは「女子の人気が出て、多くの女性がキックボクシングを始めて、試合をしたいと思ってほしい。女子でもアグレッシブな試合をして、男子だけじゃない所を見せる」と力強く語った。

 最後にグレイスは「日本のファンの前で、自分のパフォーマンスを見せられることが楽しみでしょうがない。試合では皆さんの期待に応えられる試合をするので、楽しみにしていて欲しい」とファンにメッセージを送った。

 今回Krush初参戦のグレイスは宣言通りに自分の強さを見せることが出来るか?

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