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[ニュース]2015.9.22
木村、平本を下して-65kg王者ゲーオに挑戦決定! -55kg挑戦者決定戦はボンジョバーニが豪快KO! 9・22「K-1 WORLD GP 2015 〜SURVIVAL WARS〜」大会総括
    
9月22日(火・祝)東京・後楽園ホールにて「K-1 WORLD GP 2015 〜SURVIVAL WARS〜」が行われた。

新生K-1として初開催となった後楽園ホール大会は、”SURVIVAL WARS”と銘打たれ、生き残りと若い選手たちがチャンスをかけた場となり、第1試合の和氣光春VS南野卓幸の10代対決から、K-1らしいアグレッシブな試合が続いた。

 1950人超満員(主催者発表)となった大会のメインイベントでは木村”フィリップ”ミノルとK-1甲子園2014王者・平本蓮が激突。木村が若いチャレンジャー平本を迎え撃つ図式の試合だったが、平本は木村相手に一歩も引かない打ち合いを演じ、会場を沸かせる。しかし木村が2Rに左フックでダウンを奪うと、その後も得意のパンチで平本を攻め続け、貫録の判定勝利でメインを締めくくった。

 試合後、木村はK-1前田憲作プロデューサーをリングに呼び込み「もう俺しかいないでしょ!」とK-1 WORLD GP-65kg初代王者ゲーオ・フェアテックスへの挑戦を直談判。前田プロデューサーもそれに応じて、ゲーオVS木村の-65kgタイトルマッチの決定を告げた。

 またセミファイナルでは、K-1 WORLD GP-55kg初代王者・武尊への挑戦権をかけた挑戦者決定戦でダニエル・ウィリアムスとチャールズ・ボンジョバーニが対戦。初代王座決定トーナメントを負傷欠場した“幻のトーナメント優勝候補”ボンジョバーニが合計3度のダウンを奪い、最後は左アッパーでウィリアムスを沈める豪快なKO劇で武尊への挑戦権を手に入れている。

 全試合結果詳細はhttp://www.k-1wg.com/schedule/20150922.htmlに掲載。K-1公式サポーターの関根勤さん、K-1前田憲作プロデューサーのコメントは以下の通り。

■関根勤さんのコメント
「(K-1の初の後楽園については?)観客席とリングが近いので、より一体化した感じがしました。キックやボクシングの聖地という意味では、伝統ある会場なので趣がありましたね。(印象的な試合は?)やはり、メインですね。木村選手が会場を盛り上げるカリスマ性があるのは重々承知していて、平本選手はルーキーということでK-1のときはけっこう前半のほうに出てきて、スッと勝って帰るという印象の残る選手だったんです。だから、今日はビックリしたんですよね。入場のところですっかりカリスマ性を持って。ようするにキックボクサーとして強いという以前にスター性があると思いました。

 彼は17歳ということで一試合ごとに強くなるスピードを感じてたんですけど、そのスピード以上に、メインイベンターとしてのカリスマ性を身につけたということか。今回のオファーを受けたことが、平本選手にとっては大きなターニングポイントになったのかな、と。この試合で彼は変わりましたよ。いずれは強くなってチャンピオンになる選手だと思ってましたが、ポーンとワープしたって感じですね。今後の平本選手の活躍が楽しみで、またK-1は一人、スターを生んだというか。木村選手が強かったから、いかに対抗するかってことで、ポテンシャルが開いたってことですよね。そういう意味では、平本選手が今度は誰かのポテンシャルを開き、お互いに刺激し合って強くなっていくっていう。

 あとは1年経ったK-1が、11月に凄いことになるってことですよね。フランスのチャールズは強いですね! ちょっと怖いなと思ったんですけど、武尊選手は相手が強いほど燃えるんですよ。アドレナリン出っぱなしになるんですよ。インタビューしても、「試合を覚えてない」って言うんですよね。普通なら流せば勝てるのに、メチャクチャ攻めるんですよね。「なんで攻めるの?」って聞くと、「まだイーブンだと思ってた」って。ダウンさせてことくらい忘れるくらい、燃えるんで。今日、強い選手が来てくれたので、11月は凄く盛り上がると思います。

(55kg以外に三つのタイトル戦がありますが?)凄いですね、コレ! 全部、テーマが違うんですよね。70kgは外国人同士、65kgはゲーオと木村。これはお互いにやりたいと言ってるんですよ。ゲーオは「あのときの試合は負けてない」と。木村選手は決着をつけたい、と。

 で、卜部兄弟ですよね。僕は二度とないと思ったんですよ。まさか、ワンマッチでやるとは思わなくて。二人にインタビューして、とにかく弘嵩選手は弟をやっつけたいと。初めて負けて、悔しくて悔しくて。お客さん入ってなくてもいいってくらい、切望してましたから。それからスパーリングはしてないそうですよ。前回、功也選手が勝ったときに、笑顔のない勝者をひさびさにいみたんですよ。今回は割りきってやるから、勝ったらこないだみたいな悲しい顔はしないと思うんですけど。頭にあるのは、若貴以来の兄弟対決ですよね。前回は弘嵩選手が足にダメージを負っていて、そこを弟はプロとして攻めた。それはすばらしかった。兄は絶対に倒れなかった、すばらしかった。今回は意地じゃなくてテクニックを見せてほしいですね。
 あとはチャールズですか。これはぜひ、武尊にKOで勝ってほしいですね。K-1は今回王座戦をやる4人の日本人選手がとくに引っ張っていかないといけないんですよ。だから、武尊は絶対に負けられないですよね」

■K-1前田憲作プロデューサーのコメント
「(大会の感想は?)今回もお陰様でチケットが完売しまして、ホントにうれしく思っています。こういう若い選手たちにチャンスを与える場を作ることは大事だと思いました。みんな、倒して勝つことに意識を持っていて、姿勢がいいなと思いました。倒しきれない部分は、しっかり反省して練習して、また戻ってきてほしいですね。

(印象に残った試合は?)松倉選手がひさしぶりに勝った姿を観られましたし、あそこまで追い詰めたんだから倒せよ、と(苦笑)。あと、チャールズ選手は映像で観ていたとおり、強かったな、と。まさかダニエル選手がKO負けするとは思わなかったです。きっと、武尊選手にとって危険な相手になるだろうと思います。左のストレートも強いし、返しの右のフックも強くて。サウスポーというと左のストレートを注意するんですけど、右も注意しないといけないので、とても危険な相手だなと思いました。

 木村選手と平本選手の戦いも凄い盛り上がりで。入場であんなに盛り上がった後楽園大会はあんまり観たことがなかったので、入場シーンから感動してしまいました。最後までしっかり戦った平本選手は将来楽しみだな、と。プレッシャーの中で勝っっ木村選手もさすがだなと思ってます。(木村vs平本というカードに躊躇はなかったですか?)なかったですね。あの出入りのスタイルの選手というのは、そんなにミスしないんですよね。ボクシングがうまいというか。ほかの選手だったら、スタイルによってはNGだったと思います。

(接戦になったのは想定していた?)僕のイメージではノーモーションのフックと、高速のワンツー、どちらが試合を決めるか、その二通りあったんですけど、フックのほうに分があった、と。でも、平本くんの戦いぶりには驚かせられますよね。将来が楽しみだなと思いました。(木村vsゲーオの決定の経緯は?)今年、無敗で迎えている点ですかね。あと、これだけお客さんをひきつけられる選手もいないので、僕の中ではまったく文句はないです」
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