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[ニュース]2017.11.9
「Krush.83」12.9(土)後楽園 松下えみ、倒せる姿を見せて初代Krush女子-45kg王者のベルトを巻く!「女子の試合でも迫力がある・見ごたえがある試合をしたい」
    
 11月9日(木)東京・新宿区にあるGENスポーツパレスにて、12月9日(土)東京・後楽園ホール「Krush.83」の[初代Krush 女子-45kg 王座決定戦/3分3R・延長1R]でCOMACHIと対戦する松下えみが公開練習を行った。
 トーナメント準決勝で優勝候補に目されていた平岡琴を下して、ベルトに王手をかけた松下。試合後は「特にダメージもなかったので一日・二日で体調を整えて日常のトレーニングに戻しました」とすぐに練習を再開し、「試合前だから(追い込み練習を)やるのではなく、日々強くなることを意識してやっています」と継続して練習を続けてきた。

「私は日々練習を重ねているので、疲労感はありますけど体調はばっちりです。試合があるなしに関係なく、トレーニングする時間は同じなんですけど、試合前だからといって追い込みするというよりは日々意識して頭を使って練習しています。その日によってメニューは変わりますが、毎回全力でやっています。

(継続して練習することのメリットは?)試合だから練習をやるというよりも日々いかに強くなるか? 自分と向き合うか?の毎日なので、それが当たり前のことかなと思います。私には足りないことがたくさんあるので、足りないものを補って、良いところを伸ばすことを毎日続けています。今やっていること、今までやってきたことが出れば試合では勝てると思います」

 平岡との準決勝を振り返り、松下は「試合で山場を作ることは出来たのですが、焦ってパンチが荒くなることが私の欠点です。そこは自分でも分かっている部分なので、その欠点を直して次は倒したいです」。

 ベルトを争うCOMACHIとは過去に3度対戦して、2勝1敗と勝ち越しているが「パンチも強くなっているし、接近戦も意識して戦っていると思います。私も遠い距離でも近い距離でも対応できるようにしたい」と驕りはなく、公開練習ではテンポの良いパンチ、ヒザ蹴り、ロー・ミドルを披露。「倒せる選手はすごいと思うし、私も強い技を出して倒したい。私にはパンチのイメージが強いと思いますが、緩急をつけたり、しっかり倒せるところを狙って倒したい」とKOで勝つことへのこだわりを見せた。

 COMACHI同様にKrush参戦で周囲の反響も大きかったという松下は「たくさんの人が応援してくれているので、みなさんへの恩返しのためにベルトを獲る。女子の試合でも迫力がある・見応えのある試合をします」と語った。

「Krushはすごく有名なイベントですので反響が大きかったです。対戦相手が平岡選手ということで、注目されていた試合だったので、インスタグラムでも『応援しています』というメッセージをもらったり、フォロワーも増えました。(Krushで戦った感想は?)もっとアウェー感があるかと思ったんですけど、戦いやすい雰囲気でした。


(タイトルマッチへ向けて)自分に足りないものを潰して、自分と向き合う日々なのですが、たくさんの人が応援してくれていて、教え子、会員、友人・知人、『初めて見に行くよ』と言ってくれる方がいるので、その人たちに必ず恩返しできるように勝とうと思います。目の前にベルトがあるので意識はしていますが、目の前にいる相手を倒すことで自ずとベルトがついてくると思います。ベルトを意識してないと言うと嘘ですが、目の前の相手を倒して、一番強いところを見せたいです。

(同じ大会でメロニー・ヘウヘスvsKANAのタイトルマッチもあるが?)女子の試合でも迫力がある・見ごたえがあると思ってもらえる試合をしたいです。男子はパワーもあるし技術力もすごいですが、それにひけをとらないようないい試合をして盛り上げたいです」

 松下がKrush女子の新たな王者となるか?
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