第6試合はKrush -60kg王者・郷州征宜への挑戦権をかけた島野浩太朗と山本直樹の−60kg次期挑戦者決定戦。現在5連勝中と勢いに乗る山本が「今は誰とやっても勝てる自信があるので、どうやって倒すかという練習をしてきました」と自信たっぷりに語れば、島野も「ずいぶん自信があるなと思って聞いていましたけど、明日、リングで衝突した時に絶対に自分が壊してやります」と“破壊”を予告した。

島野浩太朗
「ばっちり仕上げてきました。明日は壊してベルトに王手をかけます。（今回は）今までで一番強い自分を準備してくることに集中してきました。内容は菅原会長とトレーニング、対人練習、対策練習…ずっと二人三脚でやってきたので調子はばっちり仕上がっています。

（山本から強気なコメントが続いているが？）ずいぶん自信があるなと思って聞いていました、明日、衝突した時に絶対に自分が壊してやろうという気持ちでいます。Krushのチャンピオンベルトは僕がずっと向かってきた場所なので、必ず獲りたいと思います。まずは明日最高のパフォーマンスをして、次のチャンスにつなげるように準備したいと思います。僕はKrushのリングは生き物だと思っています。最高にそれを感じながらぶっ壊しに行きます」

山本直樹
「計量もいつも通り出来て、あと明日やってきたことを出し切って倒したいと思います。今は誰とやっても勝てる自信があるので、どうやって倒すかという練習をしてきました。（どのくらい倒すパターンを考えている？）相手がどうきたらどうやって返すとか…全部準備しています。島野選手は気持ちが強くて前に出てくるスタイルなんでカウンターを合わせようか、自分から前に出て倒そうか、色々と考えています。

（Krushのベルトについて）次期挑戦者決定戦なので、挑戦者に相応しい試合をしてきっちり勝ちたいと思います。今年中には必ずKrushのベルトを獲ります。そのためにもこの勝負は自分のものにします。（ファンへのメッセージは？）今までチャンピオンになるためにやってきて、これからもチャンピオンになるためにやっていきます。そんな自己中な自分を応援してくれる人がいるから今の自分があるので、必ず勝ちます」

　郷州が3.21「K'FESTA.1」の第4代K-1スーパー・フェザー級王座決定トーナメントに出場するため、タイトルマッチの時期は3.21終了後に郷州サイドと調整したうえで決定。郷州とベルトの待つ場所まで進むのは島野か？　それとも山本か？