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[ニュース]2018.3.24
「Krush.88」5.17(木)後楽園 女子フライ級王者KANAの初防衛戦が決定!「私以外は誰もK-1・Krushの女子を盛り上げられないと思っている。自分の存在を世界に知らしめたい」
    
 3月23日(金)東京・新宿区にあるGSPメディアセンターにて「Krush.88」5.17(木)後楽園ホール大会の第2弾・対戦カード発表記者会見が行われた。
 先日の「K'FESTA.1」で女子選手としてK-1のリングに立ち、ポリナ・ぺトゥホーヴァに勝利したKrush女子フライ級(旧表記は-50kg)王者KANAの初防衛戦が決まった。

 会見に出席した宮田充プロデューサーは一夜明け会見でのKANAの「倒せなくて悔しかった」というコメントを受けて、すぐにKANAの所属するK-1ジム・シルバーウルフに次戦=Krushでの防衛戦をオファー。

 KANA自身「一昨日試合したばかりですけど、満足いくものではなくて、すぐに試合をしたいと思っていた」ことを明かし「身体もどこも悪くないので今日から練習を再開しています。それは自分にとって普通のこと。5月大会は責任を持って盛り上げたいと思います」とすでに気持ちは試合モードに切り替わっている。

 挑戦者についてはKANAの「K'FESTA.1」での対戦相手を選考する時点で世界各国から選手のエントリーがあり「すでにリストアップは出来ているので、最終調整して週明けには発表したい」と宮田プロデューサー。KANAも「K-1で初めて女子の試合が組まれて、世界の女子選手に自分のことが知れ渡ったと思うので、私と戦いたいと思う選手なら誰でもいいですね」と誰の挑戦でも受ける構えだ。

 すでに試合まで2カ月を切っており、準備期間そのものはかなり短い。しかしKANA自身「一昨日の試合では倒したい気持ちが出すぎて空回りした部分もあった。でもそれで倒しきれないのが今の自分の実力です。この短いスパンでどこまで変われるかも勝負で、変わったと思われる試合をしたい」。

 K-1での勝利を経ての防衛戦として、K-1とは違うプレッシャーの中での試合となるが「初めてベルトを巻いた時の初防衛戦はすごくプレッシャーもあって、防衛することの難しさが身に染みています。ここで負ければまたベルトを手放すことになるし、色んなプレッシャーを力に変えて世界に自分の存在とKrushのベルトを知れ渡るようにしたい」とKrushのベルトの価値を高めるつもりだ。

「K'FESTA.1」の他の出場選手の試合を見て「みんな一人一人違うプレッシャーがあって、特に武尊選手のプレッシャーや覚悟には心の底から尊敬したし(3階級制覇を)成し遂げたのは本当にすごいと思いました。それに比べたら私はまだまだ次元が低いし、いい刺激を全選手からもらいました」とKANA。

「K-1に出たことで今の自分の実力が分かったので、さらに上を目指したいという気持ちが強くなりました。今まで以上に覚悟が沸いてくるし、自分以外は誰も盛り上げられないと思います」とK-1・Krushの女子を背負う覚悟は強くなっている。

「K'FESTA.1」を経験して、大きな成長を遂げたKANA。Krushのリング、そして防衛戦でどんな試合を見せるか?
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