ニュース
[ニュース]2018.4.11
「Krush.88」5.17(木)後楽園 小西拓槙がヘビー級に本格参戦!復活を誓うK-Jeeと激突「自分はまだまだ成長中。見ている人に期待される試合をする」(K-Jee)vs「ヘビー級は日本人の活躍が必須。今の僕は70kg時代よりも強い」(小西)
    
 4月10日(火)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、5月17日(木)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.88」の第3弾カードが発表された。
 この日の会見で発表となった愛鷹亮と杉本仁の一戦に続き、K-Jeeと小西拓槙のヘビー級ワンマッチが決定した。K-Jeeは昨年11月のK-1初代ヘビー級王座決定トーナメント一回戦でアントニオ・プラチバットにKO負け。今年2月のBigbangでは前述の愛鷹に敗れて2連敗を喫している。対する小西はこれまでスーパー・ウェルター級(70kg)で活躍してきたファイターだが、昨年10月のKrush後楽園大会後にヘビー級転向を表明し、今回が転向第1戦となる。
 
 会見では互いに激しく火花を散らすと共に「自分はまだまだ成長中。“こいつ行けるんじゃないか”と見ている人に期待させたい」(K-Jee)、「ヘビー級は日本人の活躍が必須。外国人にもしかしたら勝てるんじゃないか?とイメージをつけて、K-1のリングに出たい」(小西)と日本ヘビー級の次世代エースの座を狙っている。」

K-Jee
「今2連敗しているので、連敗してなくてもそうなんですけど、負けられないです。あとこうやってヘビー級の試合を組んでくれるのは嬉しいんですけど……(Krushで)ヘビー級のベルトを作ったら誰でもチャンスがある。確実にヘビー級の選手がレベルアップするには、少しでも早くベルトを作ることだと思うので、今回はワンマッチと聞いて残念でした。早くベルトを作ってほしいと思います。

(小西は下の階級からウェイトアップしてくるが?)ヘビー級の感覚で戦うとたぶん失敗しちゃうので、ライトヘビーとか、それぐらいをイメージをしていた方がいいかと思ってます。体重差とかはこれから苦戦するんじゃないかと思います。(K-Jee選手もスーパー・ウェルター級からヘビー級に転向したファイターだが?)練習でヘビー級の相手をイメージできても、実際試合では体重差が全然違うし、今回それが初めてだと思います。僕もだいぶ体重が上がって、今は97〜98kgぐらいあるので、それを活かして戦いたいと思います。

(小西の印象は)しつこそうな、どこまででも追い掛けてきそうな印象があります。自分の見てほしいところは…まだまだ成長中なので、どれだけ伸びてるかっていうのを見せて、“こいつ行けるんじゃないか”って見てくれてる人に期待させたいですね。(対戦経験のKOICHIさんが急逝したことについて)まだしっかり受け入れられないし、すごく悔しいです。一緒に練習もして試合もした仲間なので。これ以上は言葉にならないです。

(ファンへのメッセージは)小西選手は気合いが入っていて、すごい勢いで来ると思うので、それに負けないように戦っていきたいと思います。よろしくお願いします」

小西拓槙
「ヘビー級転向で減量苦からかなり解放されて、今は好きなものを食べるというよりは、しっかりと体にいいものを食べて、筋肉になるような栄養素を考えて食べています。暴飲暴食というよりは体作りのための準備期間を経て、やっと90sに乗ったぐらいで準備を進めています。試合まであと1カ月ぐらいあるので、どこまで伸びるかなっていうところではあるんですけど、いま作っている体を試せるいい場所、このKrushの試合でこの半年の結果を出せたらなと思っています。

(K-Jeeの試合は)まだそこまで見てない状態ではあるんですけど、今はもう自分のことに必死で、先ほどもK-Jee選手が言ってくれたみたいに、先輩として言ってくれているので、それをしっかりと肝に銘じてこの試合をしようと思います。

(ヘビー級で戦ううえで自分の耐久性に不安はない?)僕は70kgでやっていた時は83sぐらいから13s減量だったんですけど、僕としては体重を落とす方が耐久性はなくなるイメージです。やっぱり体重を削って削って、最後に水抜きをして24時間での回復するという方が(相手のパンチが)当たった時に倒れちゃうと思います、その分、例えば体重が100kgになったら、体の強さの勝負になってくるとは思うんですけど、70sでやっていた時より強いと思います。

 僕はまずKrushでベルトを獲りたいですし、最初に『アントニオ・プラチバットとやりたい』という話を用意していたんですけど、プラチバット選手が負けてしまいました(苦笑)。ただK-1で外国人勢に日本人がどこまで食い込めるか、日本人のヘビー級での活躍が必須だと思っているので、ここでいい試合というか、外国人にもしかしたら勝てるんじゃないかとイメージをつけて、その弾みでK-1のリングで外国人とやりたいです。

 僕自身も初めてのヘビー級第一戦目となりますので、見ていただくみなさまには僕の速さ、そして70kgで培った技術、ヘビー級の人にはないような、アグレッシブな、それにプラスでパワーのついた自分を見ていただきたいと思うので、応援よろしくお願いします」

 K-Jeeがヘビー級の先輩としての力の差を見せるか? それとも小西がヘビー級で眠っていたポテンシャルを爆発させるか?
Krushトップページへ戻る