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[ニュース]2018.4.13
「Krush.87」4.22(日)後楽園 レオナ・ぺタス、キャリアと経験の差で新鋭・西京佑馬を倒す!「練習と試合は別物。西京選手は試合になっても自信を持っていられるかな?って感じです」
    
 4月12日(木)東京・バンゲリングベイ江古田にて、4月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.87」の[Krush -60kg Fight/3分3R・延長1R]で西京佑馬と対戦するレオナ・ぺタスが公開練習を行った。
 今大会のセミファイナルでK-1甲子園2016 -60kg王者・西京佑馬を迎え撃つレオナ。今回の試合から自らのチーム(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を立ち上げ、チームのリーダーとして試合に臨む。レオナ自身「僕がチームで一番なので、僕がみんなを引っ張らないといけないという責任感が出てきた」と心境に変化も生まれ「試合10日前で披露が溜まっていますが、いい練習が出来ている。前回の試合よりも調子はいいと思います」と仕上がりは順調。公開練習では2分1Rずつパンチと蹴りのミット打ちを行い、持ち前の鋭いパンチはもちろん、ミドル、ロー、前蹴り、ヒザ蹴りと様々な蹴りも披露した。

 対戦相手の西京はK-1甲子園の優勝者ではあるものの、プロキャリアはわずか3戦。26戦を戦ってきたレオナとは大きな差があるが、レオナは「僕は26戦やってベルト(中国・英雄伝説)を一本巻くことが出来たけど、西京選手は3戦でK-1甲子園のベルトを巻いている。レベルはすごく高いと思うし、レベル的には自分と同じだと思う」と西京の実力を高く評価する。その一方で「レベルの差はないかもしれないけど26戦と3戦の差を作らないといけない。僕はKrushでデビューして6年経つんですけど、辛い思いも良い思いもしてきました。今回負けるとその6年が水の泡になる」と勝利への執念を燃やす。

 10日に行われた公開練習で西京が「キャリアは関係ない。自信を持ってパンチも蹴りも出していく」と発言したことを伝え聞くと「(西京が所属する)K-1 GYM SAGAMI-ONO KRESTは周りにレベルが高い選手がたくさんいると思うけど、スパーリングと試合は違う。練習で自信があるからそういうことを言うんでしょうけど、練習と試合は別物。試合の時にもその自信を持っていられるかな?って感じです」と-60kgのトップファイターとしての意地をのぞかせた。

 現在、Krush-60kgでは島野浩太朗が挑戦権を保持しており、王者・郷州征宜の持つベルトに挑むことが決まっている(※挑戦時期は未定)。レオナにとってはすぐにチャンスが巡ってくる状況ではないが「-60kgは選手層が厚いんで、他の階級とは違ってパッとチャンスは来ないかもしれないけど、僕は時間があればあるだけ強くなれると思っています。そうやってちゃんと強くなっていれば、チャンピオンになった時にベルトの価値を上げられると思う。パッとベルトを獲っても、すぐに負けてベルトを失ったら意味がない。チャンスが来るまでにゆっくり実力をつけて組まれた試合を勝っていくのが一番早いと思います」と来るべき時に備えて自分の武器を磨き続けるつもりだ。

 先日、K-1ヘビー級で活躍したKOICHIさんが交通事故で急逝。「僕が高校生で格闘技を始めた時から、ずっとかわいがってもらっていて、僕にとっては兄貴のような存在でした」というレオナは「KOICHIさんがやってきたこと以上に、僕もKOICHIさんの分まで頑張って強くなって、格闘技をもっと広めていければいいなと思います」とKOICHIさんの遺志を継いでリングに立ちたいと語った。

 最後にレオナは「昨年5月に負けて、12月にKO勝ちで復活して、2連続KO勝利を狙ってやっています。2018年初めての試合ですけど、しっかり勝って2018年をいい年にしたいと思うので、応援よろしくお願いします」とファンにメッセージ。レオナは西京相手にキャリアの差を見せて、2018年の初陣をKO勝利で飾ることが出来るか?
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