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[ニュース]2018.4.21
「Krush.87」4.22(日)後楽園 蹴撃対決を制して-67kg王座に近づくのはどちらだ!?山際和希「僕が蹴り負けることはない。相手の良さを潰してKOする」vs松岡力「僕が勝って勢力図をめちゃくちゃにする」
    
 4月21日(土)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホール「Krush.87」の前日計量・記者会見が行われた。
 明日の第8試合では-67kg王者・塚越仁志の首を狙う山際和希と松岡力が拳を交える。昨年9月の初代K-1ウェルター級王座決定トーナメントでは結果を残すことが出来なかった山際だが、今年2月のBigbang有明大会ではKO勝利を収めた。

 対戦カード発表会見ではK-1での敗戦を経て、より攻撃的なファイトスタイルにモデルチェンジしていることを明かし、この日も「明日は攻めつつ自分のスタイルを出す試合が出来る」と力強く語った。

「前回KO勝ちした試合同様、いい練習ができました。フィジカル面、コンディション、作戦でいい調整ができました。明日はしっかり攻めて勝ちたいと思います。攻撃が出るようになってスタミナも上がって、手数も出るようになりました。
 K-1が終わってからスタイルを見つめ直して、パンチと蹴りの割合、攻撃と守りの割合をどうすればいいか、自分の戦い方がより分かってきたのでブレなくなりました。攻めつつ自分のスタイルを出す試合が出来ると思います」 

 一方の松岡はK-1・Krushでの実績で勝る山際との対戦に向けて「いいチャンスをもらったのでしっかりものにする」と挨拶。「1月のKrushデビュー戦(※渡邊俊樹にKO勝利)は緊張して固かった部分もありましたけど、今回はみんな僕が負けて当然と思っていると思うので、今回は伸び伸びやろうかなと思います」と山際に挑む心境を語った。

 山際・松岡どちらも蹴りを得意にしているファイトスタイルで「蹴り負けることは絶対にない。松岡選手の良さを潰して最終的にはKO勝ちします」(山際)、「得意なローキックをいっぱい練習したし、山際選手が得意なミドルキック対策もやってきた」(松岡)とどちらも譲らない。また今回の試合はタイトル戦線を占う意味でも重要な一戦で、明日の勝利を手土産に-67kg王者に挑戦状を叩きつけるつもりだ。

山際和希
「倒して勝つことはもちろん、ただ倒すだけでなく内容も伴う試合で勝ちます。そして思いっきりチャンピオンに挑戦状を叩きつけたいと思います。明日はお客様が喜んでくれるような攻める試合をしたいと思います」

松岡力
「僕は今のチャンピオンより山際選手の方が強いと思っているのでリスペクトしています。その山際選手をクリアしてタイトルマッチが出来たら一番かっこいい王者になれると思います。僕が勝たないと-67kgは“普通”になってしまうので、僕が勝って-67kgを“普通”じゃなくして勢力図をめちゃくちゃにしてやろうと思います」

 蹴撃対決を制して王者・塚越に近づくのは山際か? それとも松岡か?
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