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[ニュース]2016.4.1
山崎陽一、グレゴリアンと戦った経験を活かして進化した姿を見せる!「あの試合で自分が目指す基準が高くなった。下の階級から上げてきた渡部選手には負けられない」
    
 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜。スーパーファイト出場選手インタビュー第5弾は-70kg FightでKrush-67kg王者・渡部太基と対戦する山崎陽一だ。
――昨年7月以来、久々のK-1参戦となりました試合が決まった時はどんな心境でしたか?

「純粋にうれしかったですね。またK-1のリングで戦うことが出来るので」

――山崎選手は-70kg初代王座決定トーナメント1回戦でマラット・グレゴリアンと対戦してKO負けを喫していますが、あの試合で経験したものは何でしょうか?

「あの試合は本当に花火というか、何もできずに一瞬で終わってしまった試合でした。色々と作戦も考えていたんですけど、それが最初の段階から通用しなかったし、戦い方を変えようとする前にやられてしまって…何とも言えない試合でした(苦笑)」

――グレゴリアンはトーナメントを制して初代王者になった、世界のトップ中のトップだと思います。自分とは決定的な差があったと思いますか?

「どうにもならないという差は感じなかったんですけど、あの時点で作戦通りに戦えたとしても勝てなかったと思います」

――山崎選手は海外遠征もあり、外国人とも対戦していますが、その選手たちとは一味違いましたか?

「そうですね。自分が戦ってきた外国人選手たちとは一つ違うレベルでしたね」

――あの一戦を踏まえてどんな変化がありましたか?

「あれ(グレゴリアン)が基準になったというか。それまで自分が想像していた基準よりも、さらに高いところを基準に考えられるようになりました。それが自分にとっては大きいですね」

――グレゴリアンと戦ったことで自分の基準値が引き上げられたのですね。

「はい。勝つために色々と作戦を練ってきたことが全く出せなかったので、あの基準の戦いでも出せるように考えて練習しています」

――そして今大会では渡部選手との対戦が決まりました。Krushでは渡部選手と違う階級なので、あまり対戦することは意識していなかったと思います。

「渡部選手がK-1に出た時は-70kgでしたけど、基本的にはKrushの-67kgで試合している選手なので、自分の対戦相手として意識したことはなかったです」

――渡部選手にはどんな印象を持っていますか?

「うちの塚越(仁志)が試合をした時にセコンドについたんですけど、ハートが強くて、パンチも蹴りも出来るバランスがよくてガンガン行くイメージです」

――山崎選手はずっと-70kgでやってきた選手なので、下の階級の選手には負けられないですか?

「はい。僕は35戦ずっと70kg〜72kgくらいで試合を続けてきたので、下の階級から上げてきた選手には負けられないです」

――世界のトップを目指す山崎選手にとっては、結果だけでも内容も問われる試合になると思います。

「そこは自分でも自覚しています」

――この試合を楽しみにしてくれているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「お互いのファンの人たちはもちろん、そうじゃない人たちも見ていて感動したり、熱くなるような試合をしようと思います。自分の100%以上のものを出せば、必ずそうなると思うので楽しみにしていて欲しいです」
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