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[ニュース]2018.6.17
「K-1 WORLD GP」6.17(日)さいたま 上原誠、90kgの身体で最高のパフォーマンスを見せる!加藤久輝「いいトレーニングキャンプが出来たのでK-1ルールでも勝てる」
    
 6月16日(土)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN 〜第2代フェザー級王座決定トーナメント〜」6月17日(日)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナ大会の前日計量・記者会見が行われた。
 第6試合は上原誠と加藤久輝による-90kg契約でのヘビー級スーパーファイト。K-1初参戦となる加藤はアメリカの総合格闘技団体「Bellator」にも参戦しているMMA(総合格闘技)ファイターで、立ち技ルールの経験こそ少ないものの、過去にWBCムエタイ世界王者ジョー・シリングにKO勝利を収めている。対する上原は昨年11月の初代ヘビー級王座決定トーナメントでベスト4に進出して以来、約7カ月ぶりの試合。-90kg契約で新たな階級も見据えて加藤との注目の一戦に臨む。

 リミットちょうどの90kgで計量をパスした上原は「今回は-90kg契約なので8kgぐらい減量してきたんですけど、やっぱり体がいつもより軽いですね。減量したわりにはパワーも全然落ちてない」と手応えを感じている様子で「明日は最高のパフォーマンスをお見せします」と力強く宣言。

「僕はずっと今までヘビー級でやってきて、自分の体が小さいことは分かっていました。昔から自分に適した階級があればなと思っていて、格闘技をやり続けて12年目でやっと90kgという階級が出来たので、今回しっかりと加藤選手を倒して、今年中にもぜひ90kgの世界トーナメントをやってほしい。それでK-1の90kg級のチャンピオンになりたい」と新階級設立と世界トーナメントの開催を提言した。

 一方、加藤は「初めてのK-1参戦で今回は良いキャンプが出来たのでK-1ルールでも勝てると思います」とK-1ルールではキャリアで大きく上回る上原に臆することなく勝利への自信を覗かせる。

 今大会でAbemaTVより支給される本戦KO勝利者へのKOボーナス20万円に関しても「自分はいつもKO狙いで試合に挑んでいる」と平常心を貫き、上原の提言には「アメリカで総合の時にはいつも84kgで試合に出ていて、それでも相手より10cmぐらい身長が低かった。みんな試合当日は95kgぐらいまで体重を戻すんですけど、僕はそれが出来ないので90kg以下の階級があれば興味がある」と関心を示した。

 今後のK-1重量級の未来を占う一戦。勝つのは上原か? それとも加藤か?
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