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[ニュース]2016.4.2
渡部太基、超激闘派ファイターが再びK-1に殴り込み!「K-1でもやることは一つ。自分が一番沸かせるつもりで思いっきり暴れます」
    
 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜。スーパーファイト出場選手インタビュー第6弾は-70kg Fightで山崎陽一と対戦するKrush-67kg王者・渡部太基だ。
――今回2度目のK-1参戦が決まりました。昨年7月にK-1のリングに立って、会場の雰囲気や試合も含めてどんな感想がありましたか?

「やっぱり初めてああいう大舞台だったんでもちろん緊張もありましたけど、とりあえず-70kgでやるのも初めてだったんで、身体の重さはすげえ感じましたね」

――何よりも-70kgでやったことの方が大きかった、と。実際に-70kgで試合をしてみていかがでしたか?

「ちょっと体重を戻しすぎたというか、当たり負けしないようにリカバリーさせようと思って、計量が終わってめっちゃ飯食って飲んたんですよ。それが逆効果で身体が重かったです(苦笑)」

――その後、今年1月にKrushで-67kgのベルトを獲りました。もう一度、K-1に出て-70kgでやるということはずっと考えていたんですか?

「ゆくゆくは-70kgでやりたいと思っていて、そのためには-67kgのベルトををしっかり獲ることが条件かなと思っていました」

――では-70kgで戦うことを視野に入れてトレーニング・練習されていたんですね。

「そうですね。どんどん身体もデカくなってるし、減量もキツくなってきてるんで。いつ(-70kgに)上げてもいいかなとは思ってますけど、世界と戦うには筋量を増やさないとパワー負けすると思います」

――そして今回、2度目のK-1出場が決まりましたが、オファー受けたはどんな心境でしたか?

「-67kgを獲ってすぐ防衛戦というよりは、もう一回-70kgでも一回挟みたかったんで、もちろんすぐ即答で『やります!』と答えました」

――一度、K-1のリングに立ってみて、周りの声援や大会の盛り上がりは感じましたか?

「スーパースターになった気分っすよね。声援といい、音響といい、スポットライトも。緊張しましたけど、すげえ気持ち良かったです。あの場所で結果を出したいなって思いました」

――今回のK-1参戦に向けて取り組んでいることはありますか?

「筋力アップとスピードを落とさない練習はしてますね。体重を重くしても、いつも通りのスピードで動けるように意識してます。身体が小さくてもデカいやつに勝てるんだぞ!っていうところを見せたいです」

――そして対戦相手が山崎選手に決まりました。どんな印象を持っていますか?

「ぶっちゃけ、ずっと-67kgでやってきたんで、-70kgの選手は見てないんですよ。で、試合結果というか、見に行ったKrushで(山崎が試合を)やっているのを見るぐらいで。だから対戦相手として見ることはなかったのであまり印象がないというか。でもハードパンチャーっていうのはすごく聞きます」

――山崎選手は毎回試合が激しい、倒し倒されの選手ですが、自分とやったら噛み合いそうというイメージはありますか?

「山崎選手と試合した選手に聞くとパンチがめちゃくちゃ重いっていうんで、体感したいなっていうか、喰らってみたいなっていうか。そういうのもありますし、俺も70kgで戦うためにパワーアップしてるんで、普通に殴り合いたいなと思います」

――渡部選手の中では-70kgの試合にチャレンジするという意識ではなく、ちゃんとこの階級で結果を出すことも考えているようですね。

「そうですね。ただ階級を上げるんだったら意味がない。やっぱりここで勝たないと意味ないと思っています」

――渡部選手は主戦場のKrushでは激闘派として知られています。2度目のK-1でどんな試合を見せたいと思いますか?

「やっぱりKrushでもK-1でもやることは一つ、倒すことだと思ってるんで。常にそれだけを意識してやってます。Krushのファン・K-1のファンに渡部太基は良い選手、強い選手だと思ってもらえるように、思いっきりK-1の舞台でも暴れたいなって思ってます」

――渡部選手の試合を楽しみにしているファンの方たちにメッセージをいただけますか?

「同じ日に-60kgの日本トーナメントとスーパーファイトが何試合かありますけど、僕は常に自分がメインだと思ってやっています。そういうところや、会場を一番沸かしてやるって常に思ってるんで、そういう部分も見てもらいたいですね」
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