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[ニュース]2018.7.1
新スーパー・フェザー級王者・島野浩太朗、郷州戦は最後の1分1秒まで心も身体もギリギリの勝負だった「防衛戦もしっかり倒して勝ってこそ本当のKrushチャンピオン。今回以上の覚悟とモチベーションで防衛戦に挑みたい」
    
 7月1日(日)東京・新宿区にあるGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.89」の一夜明け会見が行われた。
 トリプルメインイベント第3試合でスーパー・フェザー級王者・郷州征宜と対戦し、壮絶な打ち合いの末に勝利を収めた島野浩太朗。長年追い続けてきたKrushのベルトを腰に巻き、試合後のリング上では涙を浮かべる場面もあった。

 一夜明け会見では「郷州戦は最後の1分1秒まで心も身体もギリギリの勝負だった」と郷州との激闘を振り返り「ベルトを獲って感じた想いをみなさんに伝えたいと強く思っていて、それが形になって本当にうれしい気持ちでした」と周囲への感謝とKrush王座への熱い想いを語った。

「本当にギリギリの戦いだったんですけど、一番の目標であるKrushのベルトを持って、一夜明け会見の席に座っていることをうれしく思います。試合後はSNSもそうなんですけど、個人的に連絡くれた人もたくさんいて、その人たちと話をしていて、眠れないまま会見に来ました。(Krushのベルトと一晩過ごして?)このベルトを欲しいという気持ちが一つあったんですけど、ベルトを獲って感じた想いをみなさんに伝えたいと強く思っていて、それが形になって本当にうれしい気持ちでした。

(郷州との試合を振り返って)試合内容としては色々な場面があったんですけど、最後の1分1秒まで心も身体もギリギリの勝負で、少しでも弱気な自分が出たら勝てていなかった一戦だと思います。実際に郷州選手と対戦して、周りが言う以上に身体も心も強い選手だと感じました。何より最後の1秒まで怖さを持った選手だと改めて感じました。

(菅原会長とはどんなやりとりがあった?)応援してくれたみなさんや周りのみなさんにも『ありがとう』という感謝の気持ちですけど、菅原会長とはデビューしてからもそうだし、4年前に初めてKrushのタイトルまで負けた時からもそうだし、毎日僕の練習のために時間を費やしてくれて、誰よりも時間を長く過ごしたのが菅原会長です。普段の『ありがとう』ではなくて、Krushのメインイベントのリングでベルトを持って『ありがとう』と言うのが夢だったので、それが叶ったことはうれしかったです。試合後に会長と二人で顔を合わせる場面もあったんですけど、上手く言葉が出なかったです。

(先輩の“狂拳”竹内裕二も会場にいたが?)先輩が一言『うれしかった』と言ってくれたのが、本当にうれしかったです。竹内さんのことは中学生の頃から見ていて、この人かっこいいなと思って憧れて、ずっと背中を追ってきました。あの先輩になりたいと思ってやっている自分もいたし、Krushで“狂拳イズム”というキャッチフレーズをつけてもらったこともあったし、竹内さんは自分を作ってくれた大先輩の一人です。その先輩から『うれしかった』と言ってもらえて、それが深く刺さってうれしかったです。

(チャンピオンとしての目標は?)昨日の試合を見て、島野になら勝てると思っている選手はたくさんいると思います。防衛戦もしっかり倒して勝ってこそ本当のKrushチャンピオンだと言ってもらえると思うので、昨日は大きな経験の一つ・強くなるための一日して、最高の自分を作って倒して防衛することが自分の仕事だと思います。スーパー・フェザー級は強い選手が多いので楽な戦いはないし、一戦一戦はしのぎ合い・削り合い、果たし合いになると思いますが、今回以上の覚悟とモチベーションで防衛戦に挑みたいと思います」

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