愛知県出身の大岩龍矢が今年の名古屋大会にも参戦。スーパー・フェザー級（-60kg）の第一人者としてリングに立ち続ける山本真弘との対戦が決まった。

　会見の冒頭では所用で会見を欠席した山本が主催者を通じて「この度はKrush名古屋大会に出場という機会をいただきありがとうございます。私自身、名古屋という地に足を運んだことがなかったので試合が出来ることを楽しみにしています。大岩選手、当日はお互いベストな状態でリングで会いましょう。名古屋のKrushファンのみなさん、全てのKrushファンのみなさん、8月18日を楽しみにしていてください」とコメント。

　一方の大岩は「山本真弘選手という凄い選手と名古屋で試合が決まって、楽しみでワクワクしています。山本選手は“スピードマスター”と呼ばれていますが、僕は自分のことを“フィジカルマスター”だと思ってるんで、スピードをフィジカルで倒します」と宣言。今年に入って3連勝と波に乗る大岩は「今年中に絶対にKrushのベルトを巻くと言い続けてきました。6月の後楽園大会では島野浩太朗選手がスーパー・フェザー級のベルトを巻きましたけど、島野選手もすごく打ち合うアグレッシブなファイターなんで、もしタイトルマッチが決まったら…と楽しみでずっとワクワクしてます」とベルトへかける想いも滲ませ「名古屋大会は自分にとって本当に大事な大会です。成長したところを見せられるリングでもあるんで、“大岩祭り”とみんなに言ってもらえるようなインパクトのある試合をして勝ちます」と名古屋大会の主役になると語った。

大岩龍矢
「実家が名古屋で焼肉屋をやっている大岩龍矢です。5月の試合（vs友尊）でKO勝ちすることが出来て、今回は山本真弘選手という凄い選手と名古屋で試合が決まって楽しみでワクワクしてます。（山本の印象は？）山本選手は“スピードマスター”と呼ばれていますが、僕は自分のことを“フィジカルマスター”だと思ってるんで、スピードをフィジカルで倒します。僕が上京してきた4年前に戦ってたら絶対に秒殺で負けてると思いますけど、この4年間格闘技に集中して、ベルトを目指してやってきたんで、今は自分の方が全然強い自信があります。

（ここで勝てばベルトも見えてくると思うが？）今年中に絶対にKrushのベルトを巻くと言い続けてきたんで、ベルトにかける想いは誰よりも強い自信があります。今年に入って負けなしなんで、今回もしっかりKO勝ちして（タイトル挑戦を）アピールしたいと思います。6月の後楽園大会では島野浩太朗選手がスーパー・フェザー級のベルトを巻きましたけど、島野選手もすごく打ち合うアグレッシブなファイターなんで、もしタイトルマッチが決まったら…と楽しみでずっとワクワクしてます。名古屋でしっかりKO勝ちして、タイトルマッチが決まってもしっかりKO勝ちしてベルトを巻く。そのイメージで今年は締めたいと思ってます。

（名古屋大会への思い入れは？）名古屋大会には今年で4年連続で出ることになって、1年を通して成長した姿を見せる場だと思ってます。地元からも沢山の人が応援しに来てくれるんで、誰よりも名古屋に対する想いは強いと思います。（ファンのみなさんへのメッセージは？）名古屋は自分にとって本当に大事な大会で、成長したところを見せられるリングでもあるんで、“大岩祭り”とみんなに言ってもらえるようなインパクトのある試合をして勝ちます」

　勢いに乗る大岩が念願のベルトにまた一歩近づくか？　それとも山本がベテランの意地を見せるのか？