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[ニュース]2018.7.10
「Krush.92」8.18(土)名古屋 女子フライ級王者・KANA、イギリス武者修行で新たなファイトスタイルに開眼!「今までよりも蹴りが出るようになったので蹴り合いでも勝ちたい。冷静に燃えて必ず名古屋大会をKOで締める」
    
 7月9日(月)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、8月18日(土)名古屋国際会議場イベントホール「Krush.92 〜in NAGOYA〜」の変更・追加対戦カードが発表された。
 当初、女子フライ級王者KANAは中国のリー・スースーと2度目の防衛戦を行う予定だったが、スースーの所属ジムが中国の国家散打チームにも属しており、国家機関よりKrushでの試合出場の了承が下りなかったため来日不可に。代替選手として同じ中国のリュウ・シーベイとの対戦が決まった。シーベイは中国国内の散打やムエタイの大会で数々の優勝を誇り、散打・ムエタイ仕込みの蹴り技を得意とするファイターだ。

 今回の試合に向けて約1カ月のイギリス武者修行から帰国したばかりのKANAは「スパーリング中心の練習で計121Rやってきました。ヨーロッパの女子のキックボクシングチャンピオンだったり、男子選手ともスパーリングをやって実践に近い経験がかなり積めました」と海外遠征にかなりの手応えを感じている様子。

 対戦相手の変更にも「対戦相手はムエタイベースで蹴りがバンバン出る選手。今回行かせてもらったDouble K Gymさんもムエタイベースのジムなので、この試合では蹴りでもパンチで勝てる試合をしたいと思います」とプラス思考のコメントを残し「沢山あるカードの中で最終試合を務めさせていただけるということで、プレッシャーを全部力に変えて、しっかり冷静に燃えて、しっかり倒して必ず名古屋KrushをKOで終わらせたい」と大トリを務めるKrush名古屋大会への意気込みを改めて語った。

KANA
「対戦相手がシーベイ選手に変わって、前回の相手とはガラっとファイトスタイルも変わって、シーベイ選手は蹴りベースでリーチも長い、若くて勢いのある選手という印象です。ムエタイベースの選手なんで、蹴りが右も左も上手く使える選手なので、そこを警戒していきたいと思ってます。

(イギリスのDouble K Gymでの練習の成果は?)1カ月間イギリスに行ってきて、スパーリング中心の練習で計121Rやってきました。ヨーロッパの女子のキックボクシングチャンピオンだったり、男子選手ともスパーリングをやって実践に近い経験がかなり積めました。この1カ月で試合ぐらいの経験値を積めたんじゃないかと思います。大宮司(進)トレーナーとやっていることをベースに、それは崩さないようにイギリスに行って良いところをしっかり吸収して、それを融合することを意識してやってきました。今までよりも蹴りが出せるようになって、今までのスタイルとは変わったと感じもあります。

(イギリスの生活に苦労はなかった?)暇でやることがないんで1カ月ずっと練習してました。どこにも観光に行かずに練習ばかりしていたんで、本当に経験値が上がりましたね。最初は英語とかも全く分からなくてかなり不安な状態で行ったんですけど、向こうのジムのみんなも凄い親切で、いつの間にか英語もけっこうしゃべれるようになりました。食事も練習が終わってみんなで食べに行ったりして、食生活も問題なく普通に過ごせました。

(対戦相手が蹴りも出来る選手に変わって、逆に海外遠征の成果を見せられる相手になった?)対戦相手がムエタイベースの選手に変わって、蹴りがバンバン出る選手なので、自分がパンチだけでいかず蹴り合いでも勝りたいと思います。今回行かせてもらったDouble K Gymさんもムエタイベースのジムなので、しっかり蹴りの練習をすること出来ました。この試合では蹴りでもパンチで勝てる試合をしたいと思います。

(名古屋大会の大トリを締める意気込みは?)沢山あるカードの中で最終試合を務めさせていただけるということで、プレッシャーを全部力に変えて、しっかり冷静に燃えて、しっかり倒して必ず名古屋KrushをKOで終わらせたいと思います。(ファンのみなさまへメッセージは?)いつも沢山の応援ありがとうございます。今回も東京からも沢山応援に来てくれますし、地元(三重県)からも沢山応援に来てくれるので、会場で見てくださる皆さんにも、映像越しで見てくださる皆さんにも熱い試合が届けれるように、残り1カ月ちょっとしっかり仕上げていきます」

 Krush名古屋大会のリングではイギリス武者修行を経て進化を遂げたKANAの姿が見られるに違いない。
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