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[ニュース]2016.4.1
-60kg日本代表決定トーナメント1回戦で剛腕対決が再び実現!島野浩太朗「一番熱くなるポイントで勝負する」VS明戸仁志「今回も1Rから全力で倒しにいく」
    
 4月1日(金) 東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、4月24日(日)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜」の対戦カード変更が発表された。
 当初、-60kg日本代表決定トーナメントに出場を予定していた大沢文也が3月26日付けの診断で左下腿蜂窩織炎・全治1ヶ月となったため負傷欠場。リザーブファイトに出場予定だった島野浩太朗がトーナメント本戦に繰り上がり、1回戦で明戸仁志と対戦することになった。

 島野と明戸は今年2月のKrush後楽園大会で対戦しており、互いにダウンを奪い合う激しい打ち合いの末、延長判定で明戸が勝利。約2カ月という短いインターバルでのリマッチとなった。

 急遽、本戦出場のチャンスが舞い込んできた島野は「オファーを受けた時、最初は『まさか来たか!』と思いました。本当に自分にとってはチャンスです。しっかり気持ちを作って、4月の大会が盛り上がる大会になるよう貢献し、選手として化けて一つでも大きな世界で戦えるように最高の準備をしたいと思います」と挨拶。

 2月の試合を「延長戦までもつれる試合だったんですけど、底力は明戸選手の上だった。だから負けたと思っています」と振り返りつつ「僕にとってはリベンジになりますが、見ている人が一番熱くなるポイントで勝負して、そのポイントで倒して勝ちあがろうと思います」と真っ向勝負でリベンジを果たすつもりだ。

 対する明戸も「2月は僕が勝っているけど、ギリギリの試合だったし、島野選手はパンチ力も強くて攻撃力の強さを体感した。勝ってはいるけど油断はしていないし、全力で倒しに行きたい」と驕りはなし。「前回はKO決着になると思っていたけど、延長判定という考えてもいない結果だった。なるべく早い時間で倒したいし、今回も1Rから倒しにいきます」と早期決着を予告した。

 会見に同席した前田憲作K-1プロデューサーは「2月に激しい倒し合いを見せた2人がトーナメントで再戦します。激しい試合が期待できる一戦」と激闘を期待。しかし明戸の早期決着予告に対して、島野は「簡単に倒せるとは思っていないし、すぐKO決着になるとは思っていない。3Rギリギリまでもつれる試合になると予想しています。3Rしっかり戦うなかで後半にきっちり倒したいと思います」と意外にも長期戦も視野に入れている。

 -60kg日本代表決定トーナメント1回戦で再び実現した剛腕対決は果たしてどんな結末を迎えるのか!?
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