ニュース
[ニュース]2018.9.6
「Krush.94」10.28(日)後楽園 タイトル戦線への再浮上を目論む山本直樹とKrush初勝利を目指す友尊が初対決!「自分はチャンピオンになるために生きている」(山本)vs「踏み台にされるのはしゃくに触る。勝って次につなげる」(友尊)
    
 9月4日(火)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、10月28日(日)東京・後楽園ホール「Krush.94」の第2弾対戦カードが発表された。
 6月大会で島野浩太朗が第7代王座に就いたスーパー・フェザー級で山本直樹と友尊による一戦が決まった。山本は3月の次期挑戦者決定戦で島野に敗れたものの、7月の日中対抗戦ではワン・ジュンユーから勝利を収めて、再スタートを切った。

 一方の友尊はプロボクシングでの活躍を経て、昨年8月からKrushに参戦。Krush戦績は2連敗と勝ち星はないが、常に会場を沸かせる激闘派としてインパクトを残している。

“秘める大和魂”と呼ばれるクールな山本vs感情をあらわにして戦う友尊という図式もある注目の初対決となった。

友尊
「(試合が決まって)精いっぱい頑張りたいと思います。(Krushでの連敗について)やっている相手もみんなすごく強くて、ずば抜けて何が違うかっていう相手はいなかったと思うんですけど…自分が上手く調整して、自分の動きとメンタルをリンクさせられれば勝ちにつながるかなと思います。

(対戦相手の印象は?)巧くて目が良い。あとは距離の取り方が上手いなと思いました。実は会見前にバックステージで山本選手と挨拶して、メンタル的にもスポーツマンシップがある気持ちいい選手だなと思いました。僕は相手を批判とか貶すことが嫌いで、自分が認めた強い選手に勝ちたいという気持ちがあります。山本選手は選手としても強いし、メンタルも強いと思うので、試合ではバチっとぶつかり合って、そこで勝ちたいと思います。

(今後の目標は?)まだKrushでは勝ててないので大きいことは言えません。一戦一戦結果を出して次につなげるしかないです。大岩(龍矢)選手が5月に自分に勝って、8月の名古屋大会には山本真弘選手にも勝って、勢いに乗っているなと思います。ただ自分を踏み台にされるのはしゃくに触るなんで、ここで勝って次につなげていきます。(ファンのみなさんへのメッセージは?)自虐的で嫌なんですけど、まだ自分は勝ってなくて、それでも応援してくれる人や仲間や家族や先輩たちがいるんで、みんなを裏切らないように一戦一戦結果を出していきたいと思います。

山本直樹
「7月の日中対抗戦では延長まで行って、なんとか勝つことが出来たんですけど、どうやったら倒せるかを毎日考えていて、そこに向けて練習しています。すぐに答えが出ていなくて、なかなか難しいですけど、少しでもその課題をクリアできるような試合をしたいと思います。

(具体的にはどんな課題があった?)相手の方が効いているのに自分の方が失速したり、倒せるところで倒せなかったところですね。自分はクールな印象があるかもしれませんが、試合になると感情的になって力んでバテちゃうところがあるので、試合でもクールに戦えるように、練習通りやることを意識しています。

(対戦相手の印象は?)元ボクサーでパンチが上手い印象です。KO率が多くて少しうらまやしいなと思います。パンチを気をつけて倒したいと思います。(今後の目標は?)3月に挑戦者決定戦というチャンスをもらったのに負けてしまって、また一からのスタートになってしまいました。またここから一つ一つ結果を残してタイトルに挑戦できるように頑張ります。今自分はチャンピオンになるために生きているので、結果を残してタイトルに近づけるようになりたいと思います」

 山本が再びタイトル戦線まで浮上するか? それとも友尊が悲願のKrush初勝利をあげるか?
Krushトップページへ戻る