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[ニュース]2018.10.18
「K-1 WORLD GP」11.3(土・祝)さいたま KANA、新たな技の引き出しで北欧のムエタイ女王に勝つ!「自分が負けると次のステップが遠ざかる。責任と覚悟を持ってK-1の女子の道を創っていきます」
    
 10月17日(水)東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1女子-50kg契約/3分3R・延長1R]でヨセフィン・ノットソンと対戦するKANAが公開練習を行った。
 8月のKrush名古屋大会でリュウ・シーベイを左ミドルでKOし、Krush女子フライ級王座として2度目の防衛に成功しているKANA。シーベイ戦の前にイギリスのDouble K Gymで約一カ月間の武者修行を行い「イギリスでは実戦練習が多くて、日本に戻ってきてからもスパーリングの数を増やしました。練習の感覚を試合の感覚に近づけることで、練習と試合の感覚の差がなくなって、練習通りのいい感覚で試合が出来ました」という。

 KANAはシーベイ戦が終わったあとも「練習していたことがつながりつつあったんで、すぐに練習したいと思った」と一日だけ休んで練習を再開。「今回も蹴り有りメインでスパーリングを多くやっていて、いい感覚で練習が出来ています」と手応えを感じ、公開練習ではバランスよくワンツー・左右のミドルを繰り出していった。

 対戦相手のヨセフィンはムエタイルールで数々の実績を残している北欧のファイター。KANAも「年齢は若いけど戦績は多いし、技術も引き出しも多い」と警戒する実力者で「相手は技の引き出しが多いと思うので、こちらもワンパターンにならずに色んな引き出しを増やして、どんな展開でも対応できるようにしたい」。その一方で「試合展開がどうなるかは分かりませんが、8月の試合が終わって色んなことが出来るようになってきました。それが試合で出せればベストです」と今回のヨセフィン戦で成長した姿を見せるつもりだ。

 今回はKANAにとって2度目のK-1参戦で、K-1での女子トーナメント開催を目標に掲げるKANAにとっては絶対に落とせない試合だ。「K-1で女子トーナメントを実現させるためにも次は絶対に勝つ。この試合をピークに持っていかずに、次につなげられるように勝ちを掴み取りたい。自分が負けてしまったら、次のステップが遠ざかるだけなんで、責任と覚悟を持って女子の道を創っていく」とK-1女子の未来を自らの拳で切り拓いていくつもりだ。
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