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[ニュース]2018.10.20
「K-1 WORLD GP」11.3(土・祝)さいたま 芦澤竜誠が卜部弘嵩 喰いを宣言!「弘嵩選手のことはリスペクトしてるけどぶっ倒す。負ける気はないし、俺の方がレベルが高い」
    
 10月18日(木)東京・新宿区のK-1ジム総本部にて、11月3日(土・祝)さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2018 JAPAN」の[スーパーファイト/K-1フェザー級/3分3R・延長1R]で卜部弘嵩と対戦する芦澤竜誠が公開練習を行った。
 6月の第2代K-1フェザー級王座決定トーナメント、9月の小澤海斗戦、そして今回と連戦となる芦澤。相手は過去最大の敵と言ってもいい卜部弘嵩だ。リング上で、梶原龍児代表が持つミットに鋭い攻撃を繰り出していった芦澤。とりわけヒザ、ミドル、前蹴りと距離を使い分けての蹴り技が目立った。

 コンディションについて芦澤は「いつも通り。練習始めたばっかで微妙なんですけど、試合までには100%に持っていけるんで」。試合間隔が短いが、そのおかげで体がなまらずに済んでいるという。

「小澤戦では、2カ月遊んですげえ体がなまってる状態から練習を始めて3週間で戻ったんですよ。今回は試合間隔が短くて体がなまってないんで。もっといいパフォーマンス見せれる。疲れもないですね」。

 対戦相手の弘嵩について、会見で「認めている」と語っていた芦澤は、この日も「選手としてはリスペクトしてますよ」と言う。しかし「試合ではぶっ倒しにいきますけどね」とも。

「(弘嵩は)ガツガツ系なんで、俺が前に出て止める。打ち合いになると思いますよ。俺の強みはヒザ。パンチからヒザにつなげるのと、打ち下ろしの右ストレートがあるので。何か一発当たれば倒せる。顔面ヒザもいけるし、倒せますよ」。
 
 そう自信を語った芦澤は、相手の攻撃で注意するのは「しっかりパンチから蹴りまでつなげてくるところ」と分析も怠っていない。

 スーパー・ライト級のトーナメントをはじめ豪華なメンバーが揃っている今大会だが、芦澤は他のカードは意識しないという。「弘嵩選手のおかげもあるけど、このカードが一番注目されてると思う。それに応える試合をしたい。プロとして盛り上げますよ」。

 相手は過去にKrush、K-1のベルトを巻いたレジェンド級の選手だが、それも意に介さない。「ベルトっていっても過去の話で。いま何も持ってないのはどっちも一緒。負ける気はないし、俺の方がレベルが高いと思ってますよ」

 特に自分が上回っているのは「攻撃の思い切り」だと言い「弘嵩選手はキャリアを積み重ねて思い切りがなくなってる。コンピューターみたいな試合しかできなくなってるんで」。それに対して、無茶ができるのが自分の強みだと芦澤は考えているようで「やりにくいと思いますよ、弘嵩選手にしたら」。

 フェザー級の挑戦者を選考する意味でも重要な一戦だが、芦澤自身は「(王座戦が)回ってきたらやる」といった意識。それよりも、挑発を続けている皇治との一戦を実現させたいようだ。

「俺のファンのみんなもアンチのみんなも次を見たいはず。ここは落とせない。最低でもダウン1つとって勝つんで」

 上り調子の芦澤は、スーパー・フェザー級時代にK-1・Krushの頂点に立った弘嵩をも飲み込んでしまうのか!?
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