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[ニュース]2016.4.4
-65kg王者ゲーオ、K-1チャンピオンの強さを証明する!「次の試合では私が蹴りだけではないところを見せたい。みなさんの期待に沿った試合をお見せしましょう」
    
 4月24日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜-60kg日本代表決定トーナメント〜。スーパーファイト出場選手インタビュー第8弾は-65kg Fightでイリアス・ブライドと対戦する-65kg王者ゲーオ・ウィラサクレックだ。
――3月の代々木大会ではマサロ・グランダーに判定2-1というギリギリの勝利でした。一夜明け会見では「コンディションが良くなかった」というコメントもありましたが、何か理由があるのですか?

「実は試合前に色々と身体を疲れさせる要因がありました。来日する前にタイで試合があり、その試合に出るために飛行機で移動しなければいけなかったんですね。その試合を終えてタイから日本に移動したので、もしかしたらコンディションが完璧じゃなかったのかもしれません」

――タイでは何の試合に出場したのですか?

「タイの軍隊内で行われるムエタイの試合を2試合やりました。しかもそれが63kg以下の試合だったので、常に減量のことを考えていたので、それもコンディションに影響したかもしれません」

――万全ではない状況で勝てた要因はなんだったのでしょうか?

「まずは経験が大きかったと思います。グランダー選手は背が高くてリーチも長く上手い選手でしたが、過去の経験をもとに全力で戦った結果が勝ちにつながったと思います」

――グランダーのようなタイプの攻略法は頭にあるわけですね。

「はい。ああいうリーチがある選手には蹴りが当たりにくいのでミドルを蹴ったり…そういったプランはありました」

――ゲーオ選手も色んなファイターと戦ってきたと思うのですが、日本人と欧米人ではどんな違いがありますか?

「欧米の選手は背が高くて身体がしっかりしている印象はありますが、日本人とほとんど変わらないと思います」

――これから対戦相手はゲーオ選手のことを研究してくると思います。それに対してゲーオ選手はどう戦おうと考えていますか?

「私も相手のことを研究します。相手がどういう戦い方で、こちらがどう戦えばいいのかを考えて戦おうと思います」

――ブライドにはどんな印象を持っていますか?

「ブライドの試合映像を見ましたが、アグレッシブでパンチが強い選手だと思います。どう戦えばいいのかをしっかり研究して試合に臨むつもりです」

――前回のグランダー戦では思うような試合が出来なかったと思いますが、今回はどんな試合を見せたいですか?

「次の試合では私が蹴りだけではないところを見せたいと思います。次はみなさんの期待に沿った試合をします」

――山崎秀晃選手が優勝した-65kg日本代表決定トーナメントはご覧になりましたか?

「はい。トーナメントの試合はずっと見ていました。まず山崎選手が優勝したことについてはおめでとうと言いたいです。そしてもし機会があるならば、もう一度戦いましょう」

――山崎選手は「ゲーオを倒す」とリベンジを宣言していますが、それについてはいかがでしょう?

「私は誰が相手でも全力で戦います」

――名前を出されて感情的にはならないですか?

「誰かが何かを言っていたとしても、私が特に何かを思うことはありません。もし思うことがあるなら、それはリングの上で戦って見せればいい。それだけですね」
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