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[ニュース]2018.11.6
「Krush.96」12.16(日)後楽園 女子アトム級のベルトにつながる戦いが開戦!“剛腕”高梨knuckle美穂vs“現役高校生”MOE、C-ZUKAvs福原優が決定
    
 11月6日(火)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、12月16日(日)東京・後楽園ホール「Krush.96」の追加対戦カード発表会見が行われた。
まず発表になったのは王座が空位となっている女子アトム級4選手による2試合。9月のKHAOSでインパクトあるKO劇を見せ、AbemaTVが選手するMVPにも輝いた高梨knuckle美穂vs現役高校生ファイターでK-1アマチュアでも優勝経験を持つMOE、保育士ファイターC-ZUKAvs前回KO負けからの巻き返しを狙う福原優の2カードが決定した。

 会見に出席した宮田充プロデューサーは「ふさわしいメンバー、お客さんに熱くなってもらえる組み合わせで、来年の上半期にはチャンピオンが決まる流れを作っていきたい」と第2代アトム級王者決定へ向けコメント。今回も前回と同様に4選手参加のトーナメントの可能性を示唆し、4選手にとってはトーナメント出場をアピールするためにも結果と内容、両面でのアピールが問われる戦いとなる。

 会見では今回の対戦相手はもちろん、早くもベルトを意識した4選手のバチバチとした意気込みが聞かれた。

高梨knuckle美穂
「デビュー2戦目でKrushのリングに呼んでもらえてとても嬉しく思ってます。1戦目のKOがパーにならないよう、2戦目もKOして勝つのでよろしくお願いします。(MOEは)あまり動画がなかったんですけど、ジュニアから(格闘技を)やってるということで、テクニックとかがすごくあるんだろうなって。前回の試合からトレーナーと課題を話し合ってやってきたので、負けないと思います。やっぱり気持ちとか力では絶対負けないし、絶対勝ちます。(課題は)ガードの低さが前回目立って、そのガードの部分と、蹴りとかもあの試合から結構変わったのでその辺ですかね。他にもいろいろありますけど。

(ベルトを返上した松下えみについては)やりたかった選手でもあったので、どうなってたかなっていう思いはあります。対戦するチャンスがなくなって、試合も先延ばしになったのでガッカリはしましたけど、でも返上の会見で名前を挙げてもらえて、少し話題になったのでプラスに考えています。ベルトは絶対獲りたいです、というか絶対獲ります。前回よりもフィジカルも強さも全然変わっているので、KOして勝つので応援よろしくお願いします」

MOE
「Krushに呼んでもらってめっちゃ嬉しいです。絶対勝ちます。(高梨の印象は)KHAOSを見させてもらって、パンチ強いなと思ったけど、それ以外はあんまり強くないなと思って、自分もパンチは自信があるので、パンチも全部圧倒して勝つので応援お願いします。(アマチュアでの戦績は)もう(小学)1年生ぐらいからやってるので分からないんですけど、100試合ぐらいは全然やってて、80ぐらい勝ってるんじゃないかと思います。

 Krushにはずっと出たかったので、2戦目なのに呼んでもらって嬉しいです(※MOEのプロ戦績は1戦1勝)。(相手は強打を持つが)パンチでも蹴りでも絶対自分の方が強いと思っているし、自分の方が練習してる自信があるので、絶対負けないです。パンチでも蹴りでも圧倒して自分の強さを見せて勝ちたいです、勝ちます。絶対倒して勝つんで応援お願いします」

C-ZUKA
「今回オファー頂きありがとうございます。しっかり結果を出して面白い試合にしたいと思います。(福原の印象は)そんなにどの攻撃も怖くないかなって思ってます。前回(=9月のKHAOS)は1月に派手に負けて、そこから8カ月空いて何とか勝てた試合でした。仕事と両立していく中で結構自信がなくなる部分があったんですけど、そこでもう一度リングに立たせて頂く機会を頂いて、何とか結果を出すことができて、またこうやって呼んでもらうことができたので、あの勝ちも大きな勝ちだったかなと思います。

 Krushのベルトは一番の憧れなので、必ず私が巻きたいと思っています。(高校生の選手も参戦するが?)私は生きてきた時間の長さや濃さで勝負したいと思ってますし、気持ちさえあればいくつでもできると思ってます。うちのクラスの子は『K-STYLES』が好きなので、それに大きく載せてもらえるぐらい頑張って、いい試合をしたいと思います。今回もたくさんの応援よろしくお願いします」

福原優
「こないだ派手に負けた福原です。勝ち負けは当然プロとして1番重要ではあるんですけど、内容や魅せていく試合っていうのは今後もこだわってやっていこうと思ってます。(C-ZUKAの印象は)思ったより背がデカいなって思いました。ジムが男子しかいないので、背の小さい選手とは試合でしかやらないんです。だからあまり気にならないとは思うんですけど、どうでしょうかね。やってみないと分からないですけど、大丈夫だと思います。

(ベルトは)もちろん意識していますし、全員がプロとしてやってる以上は目標にしているところではあると思います。結果ももちろん、内容もやっぱりお客さんが納得するような内容で、しっかりベルトは巻きたいと思っています。なんで格闘技を始めたかと言ったら澤穂希選手が結構いい年齢で世界一になったのを見て、自分はまだまだ何かできるんじゃないかと思ってた部分があったので。

 30を超えてくると家庭があったり子どもがいたり、誰かのために何かをするっていうのは当然できるようになってくるんですけど、自分のためだけに何かをするっていうのは逆に難しくなってくる年齢ではあると思います。そういった何かこれから始める人の一つのきっかけになれるようなことをしていきたいと思うので、それも含めてチャンピオンになりたいと思ってます。応援よろしくお願いします」
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