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[ニュース]2019.3.3
「K'FESTA.2」3.10(日)さいたま 皇治、ヤン・サイコをKOして武尊との再戦に突き進む!「ザビエル(サイコ)には、あんまり調子こいとったら怪我すんぞっていうのを、見せてやろうと思ってます」
    
 3月1日(金)東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、3月10日(日)さいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜K'FESTA.2〜」の[日本vs世界・7対7/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]でヤン・サイコと対戦する皇治が公開練習を行った。
 武尊との“大阪決戦”から3カ月、「今年は倒して魅せる」と宣言している皇治は、公開練習のミット打ちで力強いパンチとミドル、ローなどのコンビネーションを披露。「調子はまあいつも通りですかね」とサイコとの一戦を前にリラックス表情を見せた。

 今年に入って皇治は元ボクシング世界王者・内山高志のジム=KOD LABでのトレーニングをスタート。現役時代に“ノックアウトダイナマイト”と呼ばれた内山からパンチを学び“倒して魅せる”試合に向けて着々と準備を続けている。

「次の試合の相手がどうこうとかじゃなくて、K-1を背負うとか格闘技背負うとか色々言うてきて、盛り上げるだけ盛り上げて、K-1を大阪に持って帰ってきてある程度やったけど、やっぱり武尊くんに負けてもうたってのは凄く悔しかった。

 次に俺が見せることって言うたら倒すこと。そういうところもファンサービスで見せなアカンなと思って、そのために一番ヤバイ、ボクシング界のレジェンドの“ノックアウトダイナマイト”の内山さんのところに行かしてもらってます。(内山は)本当に男としても尊敬できますし、パンチはもうアホですよ(笑)。えげつないっすよ。あんなんもらったら死んでまいますよ」

 またAbema TVのドキュメンタリー番組「ONEDAY」では皇治の練習に大宮司進トレーナーと土居進フィジカルトレーナーも同行。皇治は「パンチは内山さんで、フィジカルは土居先生、全体を見るのは大宮司さんって感じで。教わったことを最後は大宮司さんにまとめてもらうって形で最強の陣営ですね」と“最強のチーム”を形成できていると話す。

 対戦相手のサイコについては「楽勝でしょ。あんなもんは内山さんの“ノックアウトダイナマイト”パンチがなくても倒せますよ。せやけど、俺が見てるのは武尊くんにやり返すってこと。それが俺の今決めてることやから。そのためにやってるんすよ」と全く意に介さず。
「ザビエル(対戦相手のサイコ)は俺のことを『レッスンしてやる』とか言ってるけど、ここは俺らが必死に盛り上げてきたK-1の舞台やから。ここは日本やから、あんまり調子こいとったら怪我すんぞっていうのを、見せてやろうと思ってます」と切り捨てた。

「ファンに戦う気持ちを見せてさいたまスーパーアリーナを盛り上げたいか?」と問われた皇治は「もちろんそれはファイターやから。いつも俺が言ってるように、才能がなかったり天才じゃなくても、自分が決めた道で活躍できることを証明していきたい。去年である程度は照明したと思ったけど、最終的に自分が言ったことは武尊に勝つことやから。そこに目を背けてるようじゃまだまだやと思うし、あいつから全てを奪うって戦争はまだ終わってない。そういう姿を見せていこうと思ってます」と熱弁。

 今年のK-1は6月の両国大会、8月には大阪大会と続いて行くが皇治は「(武尊とは)いつでもやったりますよ。K-1大阪大会のおかげで凄い熱が生めましたけど、アレを超えるカードは今のところないと思う。俺はファンが楽しむカードがやりたいから、それはもう1回アイツとやることやと思うし、やっぱりみんなが夢見てるカードをやっていけるようにやりますよ」。

 記者からの「機運が高まったところで武尊と再戦したい?」という質問には「前と違う形をやっぱり見せたいから。前はもうお互い憎しみあって、互いに選手生命を奪う気やったやろうけど、やっぱり殴り合ってみて凄い認める部分もあるし、次に試合をする時にはそういうリアルを魅せたいから。武尊と共演したりもしてるけど、かといってファイターとしては何も変わらない。そういった部分を全面的に見せながら、前と違った盛り上げ方をして、そういう試合を見せようと思っています」と去年の“大阪決戦”とは違う形で武尊との再戦を盛り上げるつもりだ。

 また皇治は対戦要求をしている芦澤竜誠について「俺は全然良いと思う。俺も下から上のヤツに喧嘩売りまくってやってきたし。でも一つ違うのは、俺は武尊とやりたくて、島野浩太朗に勝って、卜部弘嵩を倒して、スタウロスにも勝って、必死こいて階段を踏んできた。負けたりしたことも色々あったけど、階段を踏んで、K-1を大阪に持って帰ってきたから。もちろん芦澤くんがやりたいっていうのは、それはそれで全然良いことやし、60kgでスタウロスや浩太朗に勝ったりして活躍したら全然やってあげますよ。それでファンが喜ぶなら。まぁ、その時はコテンパンにしてやりますけどね」とスーパー・フェザー級で実績をあげればいつでも戦うと返答した。

 最後に「俺はK-1を盛り上げたいし、何より格闘技を盛り上げたい。もっともっと俺にしかできんことをしていきたいと思ってる。K-1にはええプロがたくさんおるから、それはそれで各自盛り上げたら良いと思うし。でも実際俺が一番人気あって、俺が一番盛り上げてる自負があるし、そうなってることは現実やから。だからこそ責任感があって、次は倒してやろうと思ってるし、また去年と違った俺を楽しみにしてくれたら良いと思ってます。(『I WILL FIGHT FOR YOU』と書かれたTシャツどおりに)しっかり背負って漢を見せるんで、ヤバイ応援をよろしくお願いします」とファンに熱いメッセージを送った皇治。

 宣言通りのKOでサイコに勝利し、武尊へのリベンジロードのスタートを切ることができるか?
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