ニュース
[ニュース]2019.3.18
「Krush.99」3.30(土)後楽園 王者・島野浩太朗、“Krush”最後のタイトルマッチで“壊し”を体現する!「Krushのチャンピオンとして、“Krush”最後の大会を締めるチャンス。攻めて壊して何が何でもベルトを守る」
    
 3月18日(月)千葉の菅原道場にて、3月30日(土)東京・後楽園ホール「Krush.99」の[Krushスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・西京佑馬と対戦する王者・島野浩太朗が公開練習を行った。
 12月に大岩龍矢を延長判定の末に下して初防衛に成功した島野。初防衛から3カ月弱というスパンで臨む2度目の防衛戦は、“Krush”という大会名称では最後となる大会のメインイベントだ。

 2分1Rの公開練習ではパンチを中心に、菅原会長が繰り出すヒザ蹴り等にも反応しながら攻撃を返すミット打ちを披露。「仕上がりはずっと順調で大きな怪我もなくこれているので、調子良く試合に向けて準備が出来ています。会見の時にこれがKrush最後のタイトルマッチというのを改めて聞いて、そこで凄くスイッチが入った感じですね」と“Krush”として最後のタイトルマッチに向けて万全の体勢で臨む。

 12月のタイトルマッチについて「試合は1RKOで決着がつく試合もあるし、前回4Rしっかり戦い抜いて防衛したことは、自分にとって凄く大きかった。その経験が必ず次につながると実感した試合でした」と振り返る島野。「チャンピオンになって一日で自分が変わるものでもないと思うし、そこはもう一日一日の積み重ねだと思っています。タイトルのあるなしは関係なく、次の試合に向けて少しでも強くなった自分、成長した自分を必ず用意するんだという気持ちです。タイトル獲るまでもそうですし、タイトルを獲ってからも変わらず試合に向けて過ごしてます」と王者になった今も試合に向けての真摯な姿勢は変わらない。

 挑戦者の西京については「技術的に完成度も高いし、強敵だと思ってます。高校一年生でK-1甲子園のチャンピオンになって、同門の先輩からも才能溢れる天才だと言われるような選手なんで。本当に厳しい戦いになることも覚悟してますし、年齢も関係なく、一人の選手として強敵だと思ってます」と警戒すべき相手だと語り「挑戦者にふわさしい、凄い強い選手だと思っています」とその実力を認める。

 島野にとってはKrushでK-1甲子園世代と対戦するのは初めてで、新世代との対戦という側面もあるが「そこを意識するというよりも、西京選手との試合に集中すること、その試合に勝つことが全てだと思ってます」と西京という一人のファイターとの対決に集中している。

「新世代との対決よりも、自分はKrushという大会にすごく思い入れがある。自分は竹内(“狂拳”竹内裕二)先輩がKrushで活躍していたのを見て、その憧れの気持ちから始まって、自分がKrushでデビューして、そこで沢山の人に知ってもらって、応援もしてもらってきました。その最後のKrushでベルトを防衛して、自分がチャンピオンベルトを巻いて締められることをチャンスだと思っています」とKrushのベルトに対する想いが溢れ出す島野。

 続けて「Krushというリングは本当に激闘で熱い試合が多いリングで、沢山のファイターだったり、先輩達が歴史を作ってきたリングです。簡単に口で言えるものではないですけど、その覚悟で当日自分をリングに上げることに集中してます。(Krushの理想のチャンピオン像は)やっぱり名前にあるとおり、攻めて壊して、KOして勝つことが一番の形だと思うんですけど、Krushは超破壊型打撃格闘技なんで、見ている人がハラハラするような、そういう選手の戦いの舞台だと思います」とKrushは特別なリングだと強調する。

 この大会のキャッチコピーは“壊しの最終決戦”とつけられているが、島野は「守りに入らないで、攻めて壊して何が何でもチャンピオンベルトを締める気持ちです。大会名称が変わって、先にどうつながるかは分かりませんが、とにかく試合の日に100\%準備をして、全力で一日ぶつかって、必ず壊して勝って防衛したいと思います」とKrushらしく“壊し”を体現して防衛すると宣言した。

 改めて「最後のKrushのタイトルマッチ、全て集中して準備して、当日リングに注ぎたいと思います。注目よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った島野。新sね代の西京を相手に“壊し”を体現し、自らの戦いをKrushの集大成とすることができるか?
Krushトップページへ戻る