ニュース
[ニュース]2019.5.23
「K-1 WORLD GP」6.30(日)両国 大岩龍矢、芦澤竜誠に“エグいKO勝ち”をする!「今回の芦澤選手は元気がない。倒せなかったら自分が恥ぐらいの気持ちです」
    
 5月23日(木)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント〜」の[スーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で芦澤竜誠と対戦する大岩龍矢が公開練習を行った。
 公開練習ではパンチのミット打ちを披露し「コンディションはいつも通り。問題なく集中して練習できています」とリラックスした表情で現在の仕上がりを語る大岩。昨年12月にKrush(現K-1 KRUSH FIGHT)のタイトルマッチで敗れた後は「人にも会いたくなかった」と肩を落とした。

 しかし今年3月のKrushでは1RKOを飾り「本来の自分が見せられたかなと思う。ああいう一発で倒す倒し方が出来たんで自信を持てました。倒そう倒そうと思うとタイトルマッチの時のように動きが悪くなるので、そういうことも発見できた試合でした」と収穫の多い試合だったと振り返る。

 K-1 KRUSH FIGHTのベルトを同門の西京佑馬が獲得したことで「佑馬がベルト獲ったんで、必然的に目指すところはK-1。K-1は選手にとって最高の舞台で、K-1に出場して、K-1のベルトも狙いたい」とK-1参戦、そして皇治との対戦をアピールした。

 今回はK-1参戦の目標が叶う形となり、芦澤竜誠との対戦が決定。大岩と芦澤は過去に対戦しており、その時は判定2-1で大岩が勝利している。大岩は「僕が階級を上げて、芦澤選手とは階級が違ったんで戦うことはないと思っていた」という一方「芦澤選手にはずっと狙われていたみたいで、試合がない時に会場ですれ違ったりしても、芦澤選手は『いつか戦いたい』という雰囲気を発していました。だから試合が決まった時は『やっぱり来たか!』と思いました」という。

 ファイターとしての芦澤については「手足が長くてやりづらい選手ですけど、今は全然余裕ですね」と大岩。「前回試合をした時は作戦も何も考えてなかったんですけど(苦笑)、今回は倒せなかったら自分が恥ぐらいの気持ちです」と絶対の自信を見せる。

 さらに大岩はリマッチという部分にも触れて「中途半端に倒してもまた『俺は負けてない』だとか言い訳を言ってくるかもしれない。しっかり僕が失神KOで勝てば、言い返すことはなにもないはず。この試合でファンが注目してるのは倒し方だと思うし、僕が理想とする倒し方はエグいKOしかない。芦澤選手と試合を組まれることによって、芦澤選手はキャラで知名度もあるので、かなり注目される試合になることも分かっています。そこでつまらない試合をしてももったいないんで、しっかりインパクトの残る試合、そういう意味でエグいKO勝ちを見せて芦澤選手のファンもアンチもすべて自分のファンにします」

 記者会見では芦澤がビッグマウスを封印し「今回の試合は人生をかけて、勝っても負けても最後だと思ってやる」と発言した。それについて大岩は「元気ないっすよね、逆にそれで元気あったら怖いですけど。まぁ、もし芦澤選手がビッグマウスを言ってきたとしても『また口だけか?』って思われるだろうし、本人もそれを分かってるんじゃないんですか? だからこそ芦澤選手の覚悟を感じましたよ」と芦澤の覚悟は認める。

 しかし大岩は「最近は負けたら引退すると言ってる選手が多いと思うんですけど、自分的には負けて引退するのは簡単。負けて続ける方が難しいと思っている」と自らの勝負論を語ると「申し訳ないけど、そこでも自分が勝っている。芦澤選手は引退って言葉を軽々しく使っていると思う」と芦澤の“引退”という言葉に重みがないと言い切る。
 現在K-1スーパー・フェザー級王者には盟友の武尊が君臨しているが「他のトップファイターを倒して武尊と肩を並べるような存在になって、いずれは武尊も超えなきゃいけないと思ってます。(武尊と戦うことは)今すぐには考えられないですけど、目指しているのはK-1王者です」とK-1王座、そして盟友・武尊と比肩する存在になりたいと熱く語った。

 最後に「何回も言ってるんですけど、試合当日はみんなにエグいKOを見せたいと思ってるんで、注目と応援よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った大岩。宣言通り芦澤をKOし、自身が熱望する皇治戦を実現させることが出来るか?
K-1トップページへ戻る