ニュース
[ニュース]2019.5.25
「K-1 WORLD GP」6.30(日)両国 芦澤竜誠、大岩龍矢の強気発言に…ついに爆発!「お前は鎖でつながれた飼い犬か? 俺と試合できることに感謝して、口の利き方に気をつけろ」
    
 5月24日(金)東京・新宿区のK-1ジム総本部にて、6月30日(日)両国国技館で開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント〜」のスーパーファイト/K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R]で大岩龍矢と対戦する芦澤竜誠が公開練習を行った。
 公開練習で芦澤は2分1Rのパンチのみのミット打ちを披露。いつも会見が終わるとスイッチが入るという芦澤は「追い込みは試合1カ月前から始めますけど、今回はその前からしっかり追い込めるようにちょっとづつ練習を上げている感じですね。いつも仕上がりはバッチリですけど、特に今回はバッチリにしたいと思います」と気合い十分だ。

 会見で芦澤は「一戦一戦これが最後と思って人生をかけて戦う」と並々ならぬ覚悟を見せていた。過去に佐野天馬戦と小澤海斗戦、自身にとって大きなターニングポイントとなった2試合でも同様の発言をして勝利している芦澤は「俺がそういう覚悟をした時に俺が負けたら、K-1はもうお終いですよ。だからK-1の神みたいなのが絶対に俺の味方につくんです。だって大岩が勝ったところで何があるのって話じゃないですか」と自らの勝利を疑わない。

 ここまでは落ち着いた様子でインタビューに応じていた芦澤だが、昨日の大岩の公開練習の発言に話が及ぶと途端にヒートアップ。「昨日の公開練習の動画を見て『こいつ、こんなに喋るヤツだったっけな?』と思いました。あと(勝利した試合は)3連続KOかなんかなんでちょっと天狗になってんすよ。雑魚倒したぐらいで。今までKO勝ちしてきたやつらなんて俺から言わしてもらうと誰ですかって話なんで。そんなのをKOしてギャーギャー騒いでんじゃねえよ、クソガキって話です。だからオマエ、今回本当に鎖切ってやるからなって。鎖切ってやるっていうか、アイツを終わらせてやりますよ。いいよなぁ、雑魚とやって3連続KOとか粋がれて」と堰を切ったようにトラッシュトークが始まる。

 大岩が「(芦澤が)引退を軽々しく発言している」とコメントしたことに対しても「オマエごときの物差しで計るんじゃねえ!クソガキ!って話ですよ」と一刀両断。その後も一気に芦澤は辛辣な言葉を続けた。

「俺とアイツが初めて試合した時があったじゃないですか? その時も何かのメディアに出てちょっと人気上がるかなと思ったら、オマエ(SNSの)フォロワー何人だよって。ずっと止まってんぞ。どうやれば人気が上がるか俺を見習えよって。オマエにとって俺は最高の売名行為じゃねえかって話ですよ。芦澤竜誠とできんだぞ? 感謝して口の利き方方に気をつけろクソガキって話ですよ」

 一度スイッチが入った芦澤の勢いは止まらず、大岩のトレードマークでもある鎖にも“口撃”が及んだ。

「それとアイツは何で鎖つけながらミット打ちやってんだよ、馬鹿なのかって。犬なんすかアイツ? 誰かにつけろって言われたからつけてるわけじゃないすか。だからアイツは飼い犬、馬鹿犬っすよ本当に。誰か言った方がいいっすよ、『オマエ犬だよ?』って。あんな鎖つけてニコニコしてジャラジャラ鳴らして。あんなの闘犬じゃないですか?」

 芦澤は過去に皇治との対戦をアピールし、大岩も皇治との対戦を熱望している。改めて皇治戦について聞かれると「今回はさっきも言った通り、一試合一試合に人生をかけているんで皇治選手のことなんか考えずに戦います。先のことはなるようにしかならないし。まぁ、K-1ファンの誰が考えても、大岩選手のファンも、というか大岩選手の親ですら、皇治vs大岩は見たくないでしょう。逆に芦澤竜誠と皇治選手を見たいと思いますよ」と持論を展開。

「この試合はファンとアンチも含めて観客との勝負にもなるか?」と問われると「アンチを黙らせるには勝って結果で出さないといけない。小澤海斗を倒した時もアンチがピッタリ止んだ。最近2連敗でまたアンチの馬鹿が調子に乗り始めてきてるんで、本当にこの試合にかけます」と結果でアンチを黙らせると宣言した。

 大岩の失神KO宣言には「倒すんだったら失神KOしてもらいたいですね。お前のパンチが当たればね」と挑発的に返す芦澤。「アイツも打たれ弱くはないし、けっこう俺のパンチや蹴りが入っても倒れないと思いますよ。でも途中から『俺は何も出来ない』と感じて、試合中にヘラヘラしちゃうでしょうね。アイツ、馬鹿だから」と大岩をこきおろした。

 そして芦澤はこの試合、さらに今年にかける思いを芦澤流の言い回しで熱く語る。

「余裕って言ったら違うけど、普通に俺が勝つと思います。俺が勝たなきゃ今後のK-1ももう…今や俺は“芦澤竜誠”ですからね。武尊?皇治?違うっすよ。何で俺だけそこまでK-1で結果を残していないのに、周りから『芦澤竜誠!芦澤竜誠!』って言われてんだって話ですよ。じゃあその俺が結果を残しちゃったらどうなっちゃうの?って話です。だから今年は夏も遊ばないっすよ。厄年なんで変なことに巻き込まれそうだけど、“今年は”しっかり格闘家らしい行動をしようと思います。今年が俺が人生を変える時だと思ってるんで」。

 最後にファンへのメッセージを求められると「俺も変なことを言ってるし、あっちも変なことを言ってるけど、そんなのは結果を見てからどっちが良かった・悪かったか判断してもらいたい。とりあえず結果を見てください。どう考えても俺が勝ちます。神も全部俺の味方! マ●ーファッ●●ー!」と芦澤。人生をかける覚悟の一戦に勝利し、K-1に更なる混沌をもたらすことになるのか?

K-1トップページへ戻る