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[ニュース]2019.6.13
「K-1 KRUSH FIGHT.104」8.31(土)後楽園 スーパー・ライト級王者 鈴木勇人「この試合の勝敗は今後の格闘技人生に大きく影響する」vs挑戦者・左右田泰臣「K-1のベルトを獲るためにKRUSHのベルトが必要。だから今一番欲しい」
    
 6月12日(水)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、8月31日(土)東京・後楽園ホール「K-1 KRUSH FIGHT.104」の第1弾対戦カード発表会見が行われた。
 今年1月の「Krush.97」で行われた第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦で松下大紀を2RKOで下し、新王者に輝いた鈴木勇人。その初防衛戦の相手は長年K-1のリングで活躍を続け、2017年8月にはKrushのタイトルにも挑戦している左右田泰臣に決定した。

 昨年7月の日中対抗戦以来のKRUSHのリングとなる挑戦者の左右田は「K-1 WORLD GPスーパー・ライト級のベルトが目標。それは今でも変わりません。K-1 KRUSH FIGHTのベルトはK-1のベルトを獲りに行くために必要なベルト。だから今一番KRUSHのベルトが欲しい」とあくまでKRUSHのベルトはK-1王座のために必要なものと位置付ける。

 対する王者・鈴木は「K-1のトップで活躍されている左右田選手と試合がすることができて、今から凄くワクワクしてます。自分はチャンピオンで迎え撃つ立場ではあるけど、挑戦者のつもりで全力で行って左右田選手を超えたい」と左右田との対戦に胸を躍らせ「ここで勝つか負けるかでは今後の格闘技人生に大きく影響してくる。左右田選手は尊敬するファイターの一人ですけど、ここは何が何でも勝って上に行かしてもらう」とK-1ファイター超えを果たして飛躍すると力強く語った。

左右田泰臣
「K-1 KRUSH FIGHTファンの皆さん初めまして、左右田泰臣です。K-1 KRUSH FIGHT初参戦でいきなりこのようなチャンスをいただけて本当に嬉しく思います。自分はあくまでもK-1 WORLD GPスーパー・ライト級のベルトが目標であり、それは今でも変わりません。で・す・が…自分が今一番欲しいのはこのK-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級のベルトです。もし今この場にこのベルトに挑戦したいという方がいるのであればしていだだきたいですね。大丈夫ですか? 誰もいないということなのでこの僕が挑戦させていただきます。

(お互いの印象は?)試合が決まったらどの選手も相手のことはインターネットとかで調べると思うんですけど、僕も鈴木選手のことをインターネットを使って色々調べました。そしたら色々と出てきました。(どういう試合展開を予想している?)相手あってのことなので僕は本当に勝つつもりで行きますけど、鈴木選手が倒れればKOになるし、倒れなければ判定になるのかなと思います。

(今一番欲しいのはKRUSHのベルトと話していたが?)僕の目標がK-1 WORLD GPスーパー・ライト級のベルトであることに変わりはないんですけど、KRUSHのベルトはそれを獲りに行くために必要なベルトだなと自分の中で考えました。(以前獲り逃して悔しい思いもある?)負けてベルトを獲れなかったことはもちろんそうですけど、その時のチャンピオンだった中澤純さんにゴリゴリに踏み台にされてしまったので。そういう思いは自分では二度としたくありません。前回本気じゃなかったわけではないですが、しっかりと今回は本気で獲りに行きます。

(ファンの皆さんにメッセージは?)KrushからK-1 KRUSH FIGHTに名前が変わって、僕は初代K-1 KRUSH FIGHTスーパー・ライト級チャンピオンになるつもりで全力で奪いに行きたいと思います」

鈴木勇人
「今回初の防衛戦ということなんですけど、K-1のトップで活躍されている左右田選手と試合がすることができて、今から凄くワクワクしていて楽しみです。自分はチャンピオンで迎え撃つ立場ではあると思うんですけど、挑戦者のつもりで全力で行って左右田選手を超えたいと思います。(お互いの印象は?)左右田選手の印象はボクシング技術があるのと、ディフェンス力が高いなと思います。フィジカルも強いのかなと思いますね。でも自分は映像とかを見てもどうこう分かるってタイプではないんで。実際向き合ってみて、その時感じるものがあると思います。パンチは警戒したいですね。

(マスクマンとの対戦については?)その辺は特にはないですけど、本当にトップの選手と試合をするのが自分は初めてなんで。今まで戦ってきた選手とは訳が違うと思います、今までの戦いをしてたら正直勝てないと思いまうので、そこにプラスアルファで今は色々と練習を重ねているところです。(どういう試合展開を予想している?)自分も左右田選手と同じ意見ですね。どんな形にしろ何が何でも勝って次のステージに行きたいんで勝ちます。(ペッチのマイク豚はモチベーションに影響している?)マイクロ豚、名前はウィンって言うんですけど、ウィンのことも食べさせて行かなきゃいけないんでしっかりと勝ってお金一杯稼ぎたいですね。

(左右田の『本気で獲りに行く』という発言を聞いてどう思う?)これは自分自身も見てる人も多分思ってると思うんですけど、自分がこれからどこまで行けるのか。この程度の選手で終わってしまうのか、更に上に行けるのか。それが分かるので、自分自身も凄く楽しみですし、見ている人もそこは楽しみだと思うんですね。ここで勝つか負けるかでは今後の格闘技人生に大きく影響してくると思うんで。もちろん左右田選手は尊敬するファイターの一人ではあると思うんですけど、ここは何が何でも勝って上に行かしてもらいます。(ファンの皆さんにメッセージは?)自分が左右田選手を超えるところを見に来てください」

 王者・鈴木が“左右田超え”を果たして、の飛躍のきっかけにするのか、それとも挑戦者・左右田が2年前の忘れ物を獲り戻すか?
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