ニュース
[ニュース]2019.10.3
「K-1 KRUSH FIGHT.107」11.8(金)後楽園 敗戦から再起をかける鷹大と森坂陸が激突!「ここで負けたら自分も終わり。全力で潰しに行く」(鷹大)vs「自分の世界観を出して、自分らしく楽しんで勝つ」(森坂)
    
 10月2日(水)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、11月8日(金)東京・後楽園ホール「K-1 KRUSH FIGHT.107」の第2弾対戦カードが発表された。
 フェザー級で共に敗戦から再起を懸ける鷹大と森坂陸の一戦が決定。鷹大は6月のK-1で小澤海斗に敗れた試合を「ヒドすぎた」と振り返り「これで負けたら自分も終わりだと思っているので、そうならないように気合いを入れて頑張りたい」と決死の覚悟で臨む。

 対する森坂はフェザー級に階級を上げ肉体改造の真っ只中だが「自分らしくやっていく」「楽しんで勝ちます」と“森坂ワールド”の展開を宣言。互いのスタイルがぶつかり合う一戦となりそうだ。

鷹大
「前回せっかくの大舞台で情けない試合をして負けてしまって、応援してくれてる人たちをガッカリさせちゃって、僕自身もだいぶ落ちたんですけど、いろいろ会長と話し合って、もう1回やってみろっていうことになりました。でもこれで負けたら自分も終わりだと思っているので、そうならないように気合いを入れて頑張りたいと思います。

(森坂の印象は)奇抜な感じで、トリッキーで、あとむちゃくちゃ打たれ強いところですね。(負けたら終わりという心境は?)僕は17歳でデビューして今27歳、プロでデビューして10年になるので、いつまでもダラダラやっていてもしょうがないかなと思っています。ここで勝たないと先がないと思ったので、最後にならないように頑張ろうと思います。

 前回の試合は振り返りたくないぐらいヒドすぎました。僕はただ勝ってもダメだと今回は思ってるので、周りのみんなに納得してもらうには盛り上げて勝たないとダメだと思っています。試合は一人じゃできないし、相手がいてできることなので、そこは森坂くんにも協力してもらって、遠慮なく僕を倒しに来てください。そうしたら僕もリスペクトを込めて全力で潰しにいくので、お願いします。とりあえず辞めたなくないので、絶対倒して完全復活します」

森坂陸
「前回負けて自分の課題、階級を上げてからの課題が明確に見えて、それをクリアするまで時間が掛かると思ったので、今年はもういいかなと思ったんですけど、オファーをもらったのでやるって決めました。今年はいい流れで来ていたのに、前回躓いてしまいました(8月KRUSHで佐野天馬に判定負け)。自分の中では課題ができたいいきっかけになったと思いますが、その課題をクリアするどうこうの前に、今回は結果を出さないといけないと思うので、勝つことにこだわっていきたいと思います。

(鷹大は)ムエタイの選手ですけど、パンチのコンビネーション、パンチから蹴りのコンビネーションが上手いっていう印象です。(課題とは?)簡単に言えばフィジカルなんですけど、フェザー級に階級を上げて自分は身体が小さい方で、筋肉をちゃんとつけなきゃいけないというのがこないだの試合で分かって、あとは体の使い方ですね。

 テクニックとかではなくて、体の全体的な強さとか丈夫さとか、あと1発1発を強く攻撃できるように。体を上手く使えることができれば1発1発のパワーも増すと思いますし、それが課題です。フィジカルを鍛えてパワーを上げるっていうのが自分の課題です。

(何か特別な練習はしている?)トレーナーさんに見てもらっていて、フィジカルトレーニングを週に2回ぐらいやってるんですけど、筋肉はそんなに簡単につくもんじゃないって思ってますし、半年は絶対掛かるんだろうなって思ってます。こないだの試合に負けて、フィジカルがちゃんと鍛えられないと、テクニックがあっても上にいけないって思わされた試合だったので、今年は体作りに熱中しようと思いました。(いつ完成する?)半年後ぐらいにはクリアできていればと思いますけど…それ自体は自分自身でも明確には分からないです。

 階級を上げてから倒さなきゃってずっと自分に言い聞かせていて、でもそれが逆に空回りして倒せないというか、自分らしさが無くなっていたと思います。倒そうっていうのはフィジカルを鍛えて課題をクリアすれば絶対できることだと思うので、自分のスタイルの中でKOできたらいいなっていう考えになりました。

 前回まではどうしても倒しにいくっていう気持ちでやっていましたけど、今回は楽しく自分の世界観を出して、自分らしくやっていこうかなって思っています。なので硬くない、楽しんでる自分を見てもらいたいです。倒そう倒そうと思うと絶対に倒せないので、自分の流れの中でちゃんと倒しに行けるように頑張ります。

 相手はすごい強い相手だし、決意を決めて戦う人が僕は強いと思っています。引退覚悟みたいな感じで来るっていうことは相当余計に強い選手になっていると思うし、強いコンディションで来ると思うので、僕もそれに負けないように必ず勝ちたいと思います。楽しんで勝ちます。よろしくお願いします」

トップページへ戻る