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[ニュース]2019.11.4
「K-1 WORL GP」11.24(日)横浜 佐々木大蔵、横浜アリーナに自分発信の熱を生む!「見ている人たちに次のスーパー・ライト級の挑戦者として納得してもらえる試合をする」
    
 11月2日(土)神奈川・K-1ジム相模大野KRESTにて、11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2019 JAPAN 〜よこはまつり〜」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]で鈴木勇人と対戦する佐々木大蔵が公開練習を行った。
 ミット打ちではパンチ、ミドル、ヒザ蹴りとバランスよくこなし、コンディションのよさを伺わせた佐々木。前回6月のK-1両国大会前にタイ修行を行っているが「タイ修行から帰ってきて生活が規則正しくなって、そこからずっと体調を崩すことがないですね」と練習以外の効果も表れていることを明かした。

 タイ修行の後に迎えた不可思戦では激戦の末にTKO勝ちを収めたが、その試合では感じるところが多かったという。

「あの試合はすごく盛り上がりましたけど、ぶっちゃけ、不可思選手が盛り上げたというか。試合には勝ちましたけど全部持って行かれたという感じなんですよね。そういう部分で不可思選手の強さを感じたし、自分も見習うべきと感じたので、自分にもそういう強さを備えたいと思うようになりました。その気持ちを持ちながら、日々生活している感じです」

 佐々木と言えばK-1スーパー・ライト級屈指のテクニシャンとして知られているが、鈴木戦ではその戦い方も変わってくるのだろうか?

「どうですかね? 『試合でこうしよう!』と決めつけるよりは、日々、不可思戦で感じた感情を持って生活や練習に取り組んでいるので、それが根っこにあるんだったら、試合で出せるのではと思ってます。色んなことに対応できる引き出しを身につけるにはどうしたらいいかを考えるようになって、勝つのは当然として、横浜アリーナのお客さん全体の熱を自分発信で感じたいです。どういう試合をしたらみんなが盛り上がるんだろう?と考えて、それを当日できるかどうか模索しながら、常に生きてます」

 同時に佐々木は対戦相手の鈴木に関しても高く評価しており、その部分でも楽しみな部分があると話す。

「鈴木選手はすごく強い選手だと思います。『同じ階級だったらいつか戦うことになるだろうな』と、ずっと頭の中にありました。だから、『ここで戦うんだ』という感じです。彼の武器も、強みも弱みも見てきましたが、それが自分が思ってるものと同じなのかどうか、当日やってみないと分からない。その部分では楽しみでもあります」

 佐々木は鈴木戦の先にK-1スーパー・ライト級のタイトル挑戦にも強い意欲を見せている。特に目論むのは、今年3月の「K'FESTA.2」で敗れている現K-1スーパー・ライト級王者・安保瑠輝也との再戦だ。

「鈴木選手も強い選手なので、ここで勝利を掴んだ者が次のタイトルマッチの挑戦者候補になるんじゃないかなと思ってます。当日のお客さんや関係者のみなさんに評価されて、みんなを納得させた形でベルトに挑みたいと思っているので、そういうメッセージというか、プレッシャーもかけられるような試合をしたいです。

 これは僕の勝手な筋書きなんですが、今年3月のさいたま『K'FESTA.2』で瑠輝也選手に敗れているので、来年3月22日のさいたまで1年越しのリベンジができたら、物語としていいんじゃないかなと思ってます。それができるようにビシッと決めたいですね」

 不可思戦での激闘を経て、確実に意識が変わっていることを感じさせる佐々木。KRUSH王者・鈴木を下して瑠輝也との再戦&タイトル挑戦にこぎ着けることはできるのか。“勝手な筋書き”を現実のものにするべく、横浜大会に臨む!
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