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[ニュース]2020.2.14
「Krush.112」3.28(土)後楽園 クルーザー級王者K-Jeeがベルトとリベンジをかけて加藤久輝と再戦!「悔しさを力にして叩き潰す」(K-Jee)vs「いつものように潰しに行く」(加藤)
    
 2月14日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、3月28日(土)東京・後楽園ホール「Krush.112」の第3弾対戦カードが発表された。
 昨年12月のK-1名古屋大会で対戦したK-Jeeと加藤久輝がKrushのベルトをかけて再び拳を交える。12月の対戦では加藤が自慢の強打を炸裂させて2RKO勝ち。K-Jeeにとってはベルトとリベンジ、そして7月に開催される地元・K-1福岡大会へ向けて絶対に負けられない戦い。また加藤にとっても再びK-1のベルトに挑むためにも大切な一戦となる。

 挑戦者という立場でこの試合に臨む加藤は「K-Jee選手もチャンピオンの意地があると思うので、また激しい試合になると思う」と王者としてのK-Jeeの意地を警戒。そのうえで「いつも言うように潰しに行く」と返り討ちを告げる。一方のK-Jeeは「負けたまま終わりたくないし、K-1福岡大会に向けて自分がクルーザー級の日本人で一番ということをしっかり証明する」とリベンジに闘志を燃やした。

 また今大会ではKrush最軽量級のバンタム級と最重量級のクルーザー級の王座戦が行われるということで、「去年のクルーザー級の試合はほとんどがKO。それだけでも一般の人にも分かりやすくて面白いと思う」(加藤)、「軽量級の試合の後にクルーザー級の試合を組んでくれるとより分かりやすいと思います」(K-Jee)と、重量級ならでは醍醐味を見せると揃って意欲を見せた。

加藤久輝
「Krushのイベントは初参戦になります。K-Jee選手とは3カ月ぶりで2回目の対戦になるわけですけど、前回の時もK-Jee選手は強いとずっと言ってきました。前回良い形で勝ったから今度も同じ結果になるかは分かりませんが、僕は準備が出来てて、いつも言うように潰しに行くつもりでいます。K-Jee選手もチャンピオンの意地があると思うので、また激しい試合になると思います。

(3カ月という短い期間での再戦オファーをどう思った?)あまり驚かなかったですね。マッチアップ的にはクルーザー級で上に立てる選手はそういないですからね。いつK-1チャンピオンのシナ・カリミアンが愛鷹亮選手とやるかによってマッチアップも変わるかなと思ってたんですけど(その試合が決まって)だったら僕はKrushのベルトしかないんじゃないかと思ってます。

(K-1のタイトルマッチも決まって、その挑戦者争いという意味でもモチベーションが上がった?)そうですね。毎回言うんですけど、自分も30代後半なんでモチベーションの部分が大事です。K-1のタイトルマッチがすぐに組んでもらえないなら、Krushのベルトだったり、強い選手とやりたいですね。適当にKrushに出てランカー戦のような試合には全然興味なかったです。

(後楽園ホールでの試合は初めて?)そうですね。総合は名古屋からいきなりアメリカだったんで、東京の団体には出場したことなかったですね。(格闘技の聖地と呼ばれている場所で試合をすることに関しては?)僕は格闘技の聖地はさいたまスーパーアリーナだと思ってるんで(笑)、あんまりその辺は考えてないです。

(K-1・Krushで軽量級の活躍が目立つ中で、後楽園ホールでクルーザー級の魅力を存分に発揮したい?)去年のK-1もKrushもそうですけど、やっぱりクルーザー級はほとんどKO決着です。それだけでも一般の人にも分かりやすくて面白いと思うんで、これからもクルーザー級の選手が盛り上げて行こうと思います。毎回言うんですけど、やっぱり90kgなんでKO率が高い。それが一番の魅力です。

(ファンのみなさんへメッセージは?)Krushのタイトルマッチなんで気合い入ってます。去年は1回やられて1回勝って(※3月にシナ・カリミアンに負けて、12月にK-Jeeに勝ち)、今年は3月からしっかり勝ちに行くつもりなんで、KOしてベルトを獲って、次のK-1の大きな舞台でまた試合したいと思ってるんで、みなさん応援よろしくお願いします」

K-Jee
「負けたまま終わりたくないし、K-1福岡大会に向けて自分が日本のクルーザー級で一番というのをしっかり証明して7月を迎えたいと思います。(3カ月という短い期間での再戦オファーをどう思った?)やっぱり前回やられて悔しかったし、しっかりやり返せるチャンスをもらえたので嬉しかったです。加藤選手は今回オイシイだろうなぐらいにしか思ってないと思うし、その気持ちは悔しいんで、それも力にして今回は叩き潰したいと思います。

(前回は完敗だったが、あの試合を経て取り組んでいることなどは?)今までやったことがないタイプで、正直凄くやりにくくて、序盤で攻撃が効いてそのまま立て直せなかった感じです。加藤選手のスタイルも少しこの間でイメージを掴んだんで、それに向けた練習をこれからしていくという感じで、今はもう新しいものを取り入れているという感じではないです。

(受けたからには次は勝てる自信がある?)もちろん勝てると思ってるし、3カ月しか経ってなくてどうなんだ?って思う人もいると思うけど、とりあえずファイターとしてせっかくオファーをいただいたのに断るっていうのはよく分からないし。ベルトがどうのこうのっていうよりは、やっぱりどんどん強い相手に挑んでいきたいし、まだ守る側の人間じゃないし、前回負けてるし、別にそこに断る理由はなかったです。

(K-1・Krushで軽量級の活躍が目立つ中で、後楽園ホールでクルーザー級の魅力を存分に発揮したい?)毎回みなさんに言ってる通りなんですが、軽量級の試合の後にクルーザー級の試合を組んでくれるとより分かりやすいと思います。(ファンのみなさんへメッセージは?)12月の戦いは自分の持ち味を出させてもらえることなく終わったので、また12月の試合とは違った内容と結果にしたいと思ってます。みなさん応援よろしくお願いします」
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