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[ニュース]2020.7.28
「K-1 WORLD GP」9.22(火・祝)大阪 熱闘必至のスーパー・ライト級戦!不可思「燃えてくれていてうれしい。熱い試合ができると思う」vs平山迅「不可思選手は戦いたかった相手。熱くぶつかって行きたい」
    
 7月28日(火)都内にて記者会見が行われ、9月22日(火・祝)エディオンアリーナ大阪で開催される「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の第2弾対戦カードが発表された。
 約1年ぶりのK-1大阪大会に相応しいカードが実現する。3.22「K’FESTA.3」さいたまアリーナ大会でK-1スーパー・ライト級王者の安保瑠輝也と死闘を展開した不可思と、真っ向勝負が信条の平山迅が激突するK-1スーパー・ライト級のスーパーファイトだ。共に直近の試合で負けているものの、中村拓己K-1プロデューサーが、「お互い真っ向勝負するファイトスタイル。激しい試合になることは間違いない」と、太鼓判を押す好カードだ。

 特に平山にとって、不可思は昨年のK-1参戦以来、対戦を密かに希望してきた意中の相手。「不可思選手はK-1初参戦の時に他団体から『K-1に喧嘩売りにきました』と言っていて、俺はKrush・K-1一本でずっとやってきた。その俺がしっかり不可思選手の喧嘩を受けたい」と、不可思と戦いたかった理由を語ると「2連敗してて結果が出てない自分なんですけど、このタイミングでこのオファーが来るということは絶対に何か意味がある。しっかり熱い試合をしたい」と、会見の場で熱い気持ちをぶちまけた。

 一方、平山から熱烈ラブコールを受けた不可思は「そんなに燃えてくれてうれしいですね。熱い試合ができると思います」と、こちらも臨むところのようだ。コロナ禍による自粛期間中に練習環境も向上。「試合でしたい動きを練習できるトレーナーが、この期間で新しく見つかった。トータルで完成度が上がっている」と、レベルアップに自信を見せている。

「K’FESTA.3」ではK-1スーパー・ライト級王座奪取はならなかったものの、「今度の試合でまたベルトに向かっていけるように、しっかりぶっ倒して勝ちたい」と、再びタイトル戦線への浮上を目論む。

 中村プロデューサーも「今大会では安保選手と山崎秀晃選手のスーパー・ライト級タイトルマッチも行なわれる。どちらが浮上するのか? どちらも負けられない試合になったと思う」と、この試合の勝者のタイトル戦線浮上を示唆。今後のK-1スーパー・ライト級戦線の行方を占う一戦になりそうだ。

平山迅
「シルバーウルフの平山です。去年のK-1大阪大会で山崎選手とやったあと、勝ったらやりたい相手おるというのを記者会見で言ってて、実はそれが不可思選手です。今、2連敗してて結果が出てない自分なんですけど、このタイミングでこのオファーが来るということは絶対に何か意味があると思っているんで、しっかり熱い試合をしたいと思っています。シルバーウルフの大宮司代表も熱い話をしてくれたんで、自分の可能性を信じて、ずっと応援してくれている人たちに、平山は何かやってくれるんとちゃうかと思ってくれている、信じてついてきてくれている人たちにも俺はそういう姿を見せたいと思っています。やります。

 なぜ俺が戦いたい相手に不可思選手の名前を去年からずっと言おうとしていたかというと、不可思選手はK-1初参戦の時に『K-1に喧嘩を売りにきました』って言っていて、俺はKrush・K-1一本でずっとやってきたんで、その俺がしっかり受けたいなという気持ちで、ずっと不可思選手とやりたいなと思っていました。(今大会への出場が決まった時の心境は?)元々やりたかった相手なんで、やるしかないと。その気持ち一本ですね。

(対戦相手の印象は?)タフで凄い気持ちでぶつかってくる選手だと思っています。(お互い直近の試合で負けを経験しているが、今回はどういう姿を見せたい?)去年の試合からそうなんですけど、シルバーウルフに移籍させてもらってから、自分は結構ゲームを組み立てるっていう試合運びをしてました。でも、今回の試合に関しては熱くぶつかって行きたいなと思っています。

(大阪のファンのみなさんにどんな勝ち方・KOを見せたい?)ずっと自分が関西の時から応援しくれる方もいますし、その中で俺やったら何かやってくれるんとちゃうかって思って、応援してくれている方もたくさんいます、関西には。なんで、その人たちに関西大会ということで、しっかり見せていけたらなと思っています」

不可思
「3月に試合をして、ずっと早く試合がしたかったんで、今度の大阪大会に呼んでもらえて、凄く感謝しています。また、ベルトに向かってしっかりやっていきたいですし、個人的には今度の試合でまたベルトに向かっていけるように、しっかりぶっ倒して勝ちたいです。あとは、この状況の中で試合を見てくれた人が、K-1、格闘技最高だなって思ってもらえるような試合を見せたいと思います。(平山選手から戦いたかった相手と言われたが?)そう言ってもらえるのは選手としてありがたいと思います。(平山の発言を聞いて)そんなに燃えてくれていてうれしいですね。熱い試合ができると思います。

(今大会への出場が決まった時の心境は?)ずっと試合がいつになるか分からないような状況で、すごく試合をやりたいなって中でちゃんと決まってくれたんで。ぶっちゃけ最初の気持ちは試合が決まってくれてホッとしたというか、格闘家としてやっと試合ができるみたいな気持ちだったッスね、最初は。(対戦相手の印象は?)凄いガンガン行くし、わかりやすい。いつでもわかりやすい試合をするいい選手だなという印象です。(お互い直近の試合で負けを経験しているが、今回はどういう姿を見せたい?)この前の試合からこれまでの期間でいろいろ環境が変わって、今までの自分のキャリアで一番いいと思えるぐらい練習ができていて、確実にこの間の試合より強い姿を見せられる自信あるし、強くなってK-1仕様に向けて完成度を上げた姿が見せられる自信があります。K-1により適応したところを見せたいです。

(環境が変わったというのは?)練習場所が新しい場所になったというか、新しい場所に行くようになって、そこの新しいトレーナーが凄くハマっています。今までボクシングはボクシングでいいトレーナーに恵まれたんですけど、キックのK-1の試合の動きで、蹴りを入れた動きでやりたい練習ができるトレーナーが、今までずっといなかったんです。それでやっと自分が試合でしたい動きを練習できるトレーナーが、この期間で新しく見つかったんで、本当にめちゃくちゃ強くなっていると思います。(攻撃がつながってきている?)攻撃がつながっているというか、本当にトータルで完成度が上がっているっていう感じです。

(大阪のファンのみなさんにどんな勝ち方・KOを見せたい?)もちろんKOでスカッとするような試合を見せたいですね。大阪の人に、また大阪で試合してくれへんかなって言ってもらえるような試合をしたいです」
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