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[ニュース]2020.9.22
「K-1 WORLD GP」9.22(火・祝)大阪 和島大海「ムエタイ戦士に蹴り勝ちたい」vsラーシーシン「自分のスタイルは崩さない」、不可思「またタイトルを狙いに行く」vs平山迅「明日の一戦がすべて」、加藤久輝と杉本仁はともに豪快KO宣言
    
 9月21日(月・祝)、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN?K-1秋の大阪決戦?」エディオンアリーナ大阪大会の前日計量と記者会見が行われた。
 今年の3.22「K’FESTA.3」さいたまアリーナ大会で行われたK-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで準優勝という実績を残した和島大海は、ムエタイ戦士のラーシーシン・ウィラサクレックとスーパーファイトで対戦。昨年の11.16「Krush.108」以来の地元・大阪での試合に「めちゃくちゃ気合いが入っている」という和島は、「相手がタイ人の選手ということで蹴りは強いと思うんですけど、それに蹴り勝つというか、蹴り合いをして勝ちたい」と、相手の得意な土俵で勝利することを宣言。対するラーシーシンは、ゲーオ、ゴンナパーに続くウィラサクレックジム第3の男として、今大会でK-1デビューを飾るが、「K-1のルールに合わせて戦えるようにきっちり練習してきた。自分のスタイルを崩さないように、明日は戦いたい」と、静かに闘志を燃やしていた。

 今大会で安保瑠輝也と山崎秀晃のタイトルマッチが行われるK-1スーパーライト級のスーパーファイトで戦うのが不可思と平山迅だ。3.22「K’FESTA.3」で瑠輝也に敗れ王座奪取を逃した不可思だが、新たな練習環境でK-1への適応度を高めてきた。「3月のタイトルマッチが30%ぐらいの適応度だとしたら、今は80%ぐらい」と、レベルアップしたことを実感し、平山との決戦に向かう。「またタイトルを狙いに行くので、タイトルマッチの行方は、もちろん注目しています」と、その先には一度は逃したスーパー・ライト級のベルトも見据えているようだ。一方の平山は「まずはこの一戦を自分の中では大事に思っている。その先というよりもまずこの一戦。まず明日の一戦がすべてですね」と、目前の試合に集中。不可思とは対象的なコメントを残していた。

 また、今大会で唯一の重量級の試合となるのが、加藤久輝vs杉本仁のK-1クルーザー級のスーパーファイト。重量級の試合ということで、やはり期待されるのが迫力あるKOシーンだ。これに関しては両者とも意見が一致。加藤が、「クルーザー級の売りは判定なし。明日はいつも通り、KOを狙って倒しに行きたいと思います」と宣言すれば、杉本も「他の階級では見せられないようなKOというか、倒し合いをしたいと思います」と望むところ。「自分は国内で一番力のあるサウスポーだと思っているので、左手で倒したい」(加藤)、「わかりやすい一発で倒れるようなKOをしたい」(杉本)と互いに譲らず、KO必至の試合をすることを予告していた。


杉本仁
「明日の試合は激しい試合になると思うので、ぜひ注目してください。(唯一の重量級の試合で迫力が期待されるが、どんなKOを見せたい?)他の階級では見せられないようなKOというか、倒し合いをしたいと思います。わかりやすい一発で倒れるようなKOをしたいと思います」

加藤久輝
「クルーザー級の売りは判定なしということで、明日はいつも通り、KOを狙って倒しに行きたいと思います。(唯一の重量級の試合で迫力が期待されるが、どんなKOを見せたい?)自分は国内で一番力のあるサウスポーだと思っているので、左手で倒したいと思います」


平山迅
「明日、試合のリングに上がった時にピークを持っていけるようにしっかり調整していきます。よろしくお願いします。(今回は同じ階級のタイトルマッチもあるが、それを見据えてどんな試合を見せたい?)前の会見でもインタビューでも言ったように、まずはこの一戦を自分の中でかなり大事に思っています。その先っていうよりもまずこの一戦ですね。まず明日ですね」

不可思
「明日、自分は大阪で試合するのが初めてなんですけど、そういうのを含めて熱い試合をして盛り上げられることを楽しみにしています。(新しい練習環境に手応えを感じているようだが、どれぐらい進化を感じている?)本当に自分の強さ、弱さもはっきりわかって、そういうのがわかった上で、K-1で強さを見せられるような戦い方を身につけることができましたし、わかりやすく言うと、本当にK-1に適したような戦い方ができあがったと思います。この間、3月のタイトルマッチが30%ぐらいの適応度だとしたら、今は80%ぐらいに上がっているんじゃないかなという自信があります。(今回は同じ階級のタイトルマッチもあるが、それを見据えてどんな試合を見せたい?)もちろんまたタイトルを狙いに行っているんで、その明日のスーパー・ライト級のタイトルマッチの行方は、もちろん注目しています」

ラーシーシン・ウィラサクレック
「明日は精一杯自分の力を皆さんにお見せしたいと思う。(和島のタイ人に蹴り勝つという発言を聞いてどう思う?)自分もK-1のルールに合わせて戦えるようにきっちり練習してきた。自分のスタイルを崩さないように、明日は戦いたい」

和島大海
「明日は地元での試合なのでめちゃくちゃ気合い入っているので楽しみにしていてください。押忍。(トーナメントで準優勝して以来の試合。今回タイ人との試合でどんな試合を見せたい?)トーナメントで決勝まで行ったんで、それが自信にもなっていますし、逆に簡単に負けられないというのもあります。今回は絶対勝ちたいんですけど、相手がタイ人の選手ということで蹴りは強いと思いますが、それに蹴り勝つというか、蹴り合いをして勝ちたいと思ってます」
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