ニュース
[ニュース]2021.8.6
「K-1 WORLD GP」9.20(月・祝)横浜 世界を知るテクニシャンがよこはまつりで対戦!朝久裕貴「完膚なきまでに叩きのめす」VS MOMOTARO「新しい自分を見せて生き残る」
    
 8月4日(水)都内にて、9月20日(月・祝)横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN〜よこはまつり〜」の第2弾カード発表記者会見が行われた。
 先日のK-1福岡大会でK-1ライト級王座についた朝久泰央の実兄・朝久裕貴とMOMOTAROのスーパーファイトが決まった。

 朝久は日本・中国を股にかけて活躍し、中国・武林風WLF-60kg級王座を保持。今回は昨年11月のK-1福岡以来のK-1参戦となる。対するMOMOTAROはムエタイルールで数々の実績を残し、ONEでタイの強豪たちと鎬を削ってきた実力者。今年5月にK-1初参戦を果たすも、西元也史にまさかのKO負けを喫し、今回は捲土重来を期しての一戦となる。

 中村拓己K-1プロデューサーも「共に海外でキャリアを積み、ファイトスタイルもお互いに蹴りが得意。ほかの日本人対決とはまた雰囲気の違う試合を見せてくれそうだ」と、共通点のある両者の対決に期待を寄せた。

 今回がK-1二戦目となるMOMOTAROは「前回、K-1に出場したときはデカいことを言っておきながら西元くんにブッ倒されて。もう一度チャンスをいただいたからには、スーパー・フェザー級で生き残っていけるように」と、神妙な顔つきでコメント。朝久の印象を「非常にテクニックも多く、一発一発の攻撃もすごく強い」と語ると、自身の課題となるK-1ルールへの対応について「ボクシング技術も取り入れ、元・日本チャンピオンの選手とも一緒に合宿を乗り越えた。次の試合で新しい自分を見せることができたら」と意気込みを見せた。

 ひさびさにK-1のリングに立つ朝久は「過去最強の朝久裕貴で、9月20日はおもいっきり全力で暴れたい」と力強いコメント。MOMOTAROについては「外国での試合は計量やリカバリーがたいへんだが、そういったものを経験してる選手はとても強いと思っている」と分析。そして、今回の試合で「朝久流養我の中の、僕の必殺技の一つとして“妖刀”という技を使いたい」と予告すると「WLF世界王者として完膚なきまでに叩きのめしてあげようと思ってます」と必勝を宣言。

 朝久が“妖刀”を武器に、今大会でも朝久旋風を巻き起こすのか? それともMOMOTAROがK-1初勝利をつかみ、群雄割拠のスーパー・フェザー級戦線で反撃の狼煙を上げるか?

MOMOTARO
「前回、K-1に出場したときはデカいことを言っておきながら西元くんにブッ倒されて。非常にお恥ずかしい話なんですけど、もう一度チャンスをいただいたからには、このチャンスをしっかりつかんで、スーパー・フェザー級で生き残っていけるようにがんばっていきたいと思います。(お互い海外で活躍してきた中で、対戦相手のキャリアをどう思っている?)中国のタイトルも持ってますし、世界で活躍している選手と戦えるということは、とても光栄に思っております。非常にテクニックも多いですし、一発一発の攻撃もすごく強いですし、実際に拳を合わせるのがとても楽しみに思っています。

(2人とも蹴り技を得意とする中で、今回どのような技を見せたい?)自分も足技が得意なので、足技で魅せたい部分もありますけども、新しい自分を見せたいっていうのもありますので、次の試合は自分でもとても楽しみですね。(前回の敗戦踏まえK-1ルールへの対応が課題だと思うが、今回の自信は?)そうですね。ボクシング技術も取り入れて、数日前からですけども、元・日本チャンピオンのボクシングの選手とも一緒に合宿を乗り越えてきて。新しい発見もあったので、次の試合で新しい自分を見せることができたらと思っています」

朝久裕貴
「WLF世界王者の朝久裕貴です。約10カ月ぶりの試合ということで、とても気合が入っています。過去最強の朝久裕貴で、9月20日はおもいっきり全力で暴れたいと思ってます。(お互い海外で活躍してきた中で、対戦相手のキャリアをどう思っている?)MOMOTARO選手の話というのは以前からお聞きしていて、海外で戦っているからこそわかる部分として、外国での試合だと計量だったり、リカバリーだったりとてもたいへんなんですけど、そういったものを経験してる選手はとても強いと思っています。MOMOTARO選手との試合はとても楽しみですね。

(2人とも蹴り技を得意とする中で、今回どのような技を見せたい?)僕のイメージとしては、蹴りの印象が強いかなと思うんですけど、パンチももちろん強いですし、朝久流養我の中の、僕の必殺技の一つとして“妖刀”(ようとう)という技を使いたいなと思っています。(具体的にどんな技?)試合まで秘密にしておきます。(弟の泰央選手のタイトル獲得は、自分も気合いが入る?)そうですね。目の前でベルトを巻くっていう瞬間はとてもうれしいものがありました。ただ、刺激というよりは、とにかくうれしかったという気持ちで、この試合に関して、べつに弟がチャンピオンになったからと意気込むようなことはないので。僕自身を高めて、WLF世界王者として完膚なきまでに叩きのめしてあげようと思ってます」
K-1トップページへ戻る