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[ニュース]2022.1.12
「Krush.135」3.26(土)後楽園 バンタム級王者・壬生狼一輝が初防衛戦で挑戦者・池田幸司と対戦!「ここを勝たんと話にならんのじゃ!」(壬生狼)vs「ここまで一直線ではなかった。ベルトを獲らないと意味がない」(池田)
    
 1月12日(水)都内にて、3月26日(土)に開催される「Krush.135」後楽園ホール大会の第1弾カード発表記者会見が行なわれた。
 Krushバンタム級タイトルマッチとして王者・壬生狼一輝vs池田幸司の一戦が発表された。壬生狼は昨年3月に吉岡ビギンを破り、プロ無敗でKrushバンタム級王座を戴冠。会見などではプロレスラーの大仁田厚さんになりきったキャラクターと、ふんどしなどの奇抜な衣装でインパクトを残し、昨年一躍ブレイクしたファイターだ。

 しかし、Krush王者として出陣した昨年の5.30K-1横浜武道館大会で行なわれたバンタム級日本最強決定トーナメントでは決勝戦で黒田斗真にKO負け。リマッチとなった12.4K-1エディオンアリーナ大阪大会でも黒田に延長戦の末に判定負けを喫している。池田との初防衛戦は2連敗からの再起戦となる重要な試合だ。

 今回は髪型はバッチリと決めて、服装も普通のままの壬生狼だったが、開口一番「花は桜木、男は一輝! やる気、元気、一輝ーッ!」とノリは変わらず。無敗記録も途切れて2連敗を喫したものの落ち込んでいる様子は見せなかった。しかし、本人なりに「もう判定でいい。ワシも2連敗してるから、ここを勝たんと話にならんからまずは判定で」と、連敗ストップに躍起になっているようだ。

 対戦相手の池田に関しては、プロレスラーのラッシャー木村さんの真似をしながら、「オイ、池田、この野郎! まず戦う前に新年明けましておめでとうございます。池田の印象はデカい、細い、強い。以上だ、この野郎」と印象を語る壬生狼。

「最近調子良く倒しとるから、ワシも気を抜いて倒されんようにしっかり気をつけておくは。気をつけた上でしっかり判定勝ちじゃ」と、自分とは対照的に2連勝中と絶好調の池田への警戒感は持っている様子だった。当然、2連敗した相手である黒田へのリベンジも「ブラックパンサー黒田! あいつに挑戦して勝たんと。もうK-1バンタム級の顔はワシじゃないといかんじゃろう!」と頭にある。

 その黒田にもう一度挑戦するためにも、今回の防衛戦の勝利は必須条件。「3.26『Krush.135』後楽園ホール大会、デカい花火ぶち上げるから、会場で待ってるぜ!」と意気込んでいた。

 一方の池田は壬生狼と同じくK-1バンタム級日本最強決定トーナメントに出場したが、優勝した黒田に一回戦で敗退。しかし、その後はKrushのリングで峯大樹、藤田和希に2連勝し、上り調子でバンタム級戦線を盛り上げる立役者となっている。

 2022年の目標としてタイトル挑戦をぶち上げていたが、早くも巡ってきたチャンスに「もう1戦ぐらいは挟まないといけないのかなと思っていたんですけど、すぐタイトルマッチが決まったので、それは素直に嬉しかったです。獲らないと意味がないのでしっかり獲りたいと思います」と燃える池田。

「判定でもいい勝つ」と言う壬生狼に対して、池田は「このタイトルマッチのキャッチコピーが『壊すバンタム級』だったので、僕はしっかり倒して勝ちたいと思います」と、KO勝利による王座奪取も宣言している。

 また、壬生狼の会見オタクだと明した池田は今回も「小道具がなくて残念ですね」と語り、「本当に会見しか見たことがないんで、特にどんな戦い方するか分からないんですけど、今回は狼vs蜘蛛でしたっけ? そういうコンセプトだと思うんで、しっかりスパイダーキックで倒したいと思います」と、自身についている“反骨のスパイダー”というキャッチフレーズになぞらえ、スパイダーキックなる技でのKOも予告していた。

壬生狼一輝
「(立ち上がって前屈みの姿勢で)花は桜木、男は一輝! やる気、元気、一輝ーッ! オイ、池田、お前今、何されるかビビっとるじゃろ? 安心せい。今日は凄い飛び道具用意してきたから、まあ皆さん、楽しみにしといてくれ。(破竹の12連勝から2連敗だが、この間に得たものは?)得たものか? 負けじゃ。2連敗という負けじゃ!(その一方で日本最強決定トーナメント、黒田選手とのリマッチという形で挑戦するような試合が続いていたが、今回は王者として挑戦者を迎え撃つ立場。気持ちの変化は?)ちょっ、ちょっ、すいません。もう一回言ってくれ! 聞いてなかったわ。最初からよろしく頼む。(質問を聞き直して)別にない! まあ圧勝して、しっかりと判定で勝ちます。

(正念場の試合となると思うが、どんな勝ち方をしてどんな次の展開に繋げたい?)勝ち方はさっきも言った通り判定じゃ。もう判定でいい。ワシも2連敗してるから、ここを勝たんと話にならんからまずは判定で。あとはその先か? その先はそうじゃのう…ブラックパンサー黒田! あいつに挑戦して勝たんと。もうK-1バンタム級の顔はワシじゃないといかんじゃろう!(普段と雰囲気が違うが、今年はそのスタイルで行く?)別にそういうわけじゃないぞ。ちょっとな、成人式とかいろいろ重なってな、衣装を用意出来んかった。まあふんどしでも良かったんやけど、もう見飽きたじゃろ? だから、次の会見までにはしっかり用意しとくから、今日はすいません。皆さん、すいません。

(2連敗で心機一転というわけではなく、今年も大仁田スタイルは貫いていく?)それも分からんな。それはワシ次第じゃ。(池田の『壬生狼の会見オタク、小道具がなくて残念』という言葉を聞いて)すまんのう。俺のファンでありがとう。ワシも嬉しいわ。以上です。(池田のここ最近の試合の感想は?)そうじゃのう。最近調子良く倒しとるから、ワシも気を抜いて倒されんようにしっかり気をつけておくは。気をつけた上でしっかり判定勝ちじゃ。

(司会が会見を終わらせようとすると)オイ、ちょっと、相手の印象はないんか? 今回。(司会が仕方なさそうに聞くと、先に池田に答えられてしまうが、自分の順番が回ってくると立ち上がって手拍子をし始め)会見を見てるみんなも手拍子じゃ! 池田と言ったらデカい! デカいと言ったら馬場! 馬場と言ったらラッシャー(木村)! (ラッシャー木村の声さお真似をしながら)オイ、池田、この野郎! まず戦う前に新年明けましておめでとうございます。池田の印象はデカい、細い、強い。以上だ、この野郎。(ファンの皆さんへのメッセージは?)3.26『Krush.135』後楽園ホール大会、デカい花火ぶち上げるから、会場で待ってるぜ!」

池田幸司
「ReBORN経堂の池田です。自分はKrushのトーナメントで一回戦敗退だったりとか、K-1のトーナメントでも一回戦敗退だったりとかで、決してここまで一直線ではなかったので、やっとここまで来たかと、そういった気持ちです。(11月の試合の時に2022年の目標をタイトル挑戦と上げていたが、早くも決まった。この試合のオファーをもらった時の感想は?)もう1戦ぐらいは挟まないといけないのかなと思っていたんですけど、すぐタイトルマッチが決まったので、それは素直に嬉しかったです。獲らないと意味がないのでしっかり獲りたいと思います。

(タイトルマッチに繋がった理由として直近2連勝との好調さが上げられるが、その要因は?)倒そうという気持ちです。(この2連勝はダウン、KOとインパクトのある展開を続けている。王座奪取に向けて、どんな勝ち方を目指す?)壬生狼選手は判定って言ってるんですけど、このタイトルマッチのキャッチコピーが『壊すバンタム級』だったので、僕はしっかり倒して勝ちたいと思います。

(壬生狼の試合にはどんな感想がある?)僕、壬生狼選手の会見オタクなのであんまり試合は見たことがないんですけど、ちょっと今日は凄く会見を楽しみにしていたので、小道具がなくて残念ですね。(相手の印象は?)相手の印象っすねえ。本当に会見しか見たことがないんで、特にどんな戦い方するか分からないんですけど、今回は狼vs蜘蛛でしたっけ? そういうコンセプトだと思うんで、しっかりスパイダーキックで倒したいと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)新チャンピオンになるので皆さん、ご注目ください。よろしくお願いします」
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