ニュース
[ニュース]2016.1.5
1・17「Krush.62」東本央貴、デビューした場所=Krushのベルトが欲しい!「ここで俺がチャンピオンになるから今に見とけよって感じです」
    
 1月17日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.62」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント一回戦]で佐々木大蔵と対戦する東本央貴のインタビューを公開!
――トーナメント出場が決まった時の心境を聞かせてください。

「自分しかおらへんやろうという気持ちでした。Krushではあんまり勝ってないんですけど…、-63kgを盛り上げられるのは自分しかおらへんなと思っていて、出場が決まってよかったって感じです」

――ご自身のtwitterでも出場をアピールしていましたよね。

「他の選手がどんどんアピールしていたんで、僕も書かなあかんなと思って、慌てて書きました(笑)」

――Krush-63kgの王座が空位になって、絡んでいきたいという気持ちはありましたか?

「はい。空位になった瞬間、もう今しかないやろって。山崎(秀晃)選手はずっと外国人と防衛戦をやっていて、日本人がやる機会はないんかなと思っていたんで、山崎選手がベルトを返上した時に、これは行くしかないなと思いました」

――東本選手はKrushのベルトに思い入れはありますか?

「やっぱり僕がプロデビューしたのはKrushやし、Krushを主戦場に戦ってきたんで、Krushのベルトが欲しいっす」

――しかも対戦相手の佐々木大蔵選手は東本選手がプロデビューした大会(Krush YOUTH GP2012開幕戦)で対戦した相手です。オファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「またかって感じです(苦笑)。今まで何回か話もあったんですけど決まらなくて、ここで決まって。そんなに何回もやりたいんやったら、こっちもやったんぞって思っています」

――佐々木選手からは「KOで仕留めれば黙ると思う」という言葉もありましたが、返り討ちにして自分には敵わないと思わせたいですか?

「まだ噛みついて来るってことは自分の立場が分からへんのかなって思うんで、次は倒して勝ちます」

――東本選手自身、今はどんなところに力を入れて練習しているのですか?

「僕のダメなところはフィジカル面で、今はそこを徹底的にやっています」

――東本選手は6月の後楽園大会で中澤純選手に敗れた後、9月に大阪で一試合行って勝利しています。その勝利で手応えを感じた部分はありましたか?

「僕はいつもいいパンチをもらって取り乱してしまうとオラオラになって負けちゃうんですね。ずっとそこを気つけないとあかんなと思っていて、それが一番の課題やったんです。前回はそこを意識して、最後まで落ち着いて戦えたことが勝因かなって思います」

――こういった形でチャンスが巡ってきて、今までやってきたことや負けた悔しさをぶつけたいですか?

「戦績だけで言ったら僕のKrushの戦績って悪いと思うんですけど、このトーナメントは自分が強いねんぞって姿を見せる場所だし、全部勝ってこいつがチャンピオンやってみんなに分かってもらいたいです」

――東本選手の戦績を振り返るとデビュー戦がHIROYA選手、2戦目が佐々木選手、そして3戦目が卜部功也選手と普通では考えられないキャリアを積んでいますよね。

「だいぶ大変な相手とやってますよね。でも僕も戦績とキャリアを積んで、自分ではそのレベルまでは達しているかなと思っているんで、このトーナメントで自分の力を試したいです」

――やはり東本選手的にはベルトを獲るならKrushだと思っていましたか?

「そうですね。Krushのベルト以外は興味なかったっです」

――東本選手はKrushのどこに魅力を感じていますか?

「倒し・倒されの試合じゃないですかね。僕はあんまりそういう試合は得意じゃないんですけど…でもやっぱりファンが集まるってことはそこに魅力があるんだろうし、魅力があって勢いがあるKrushに出るのはうれしいことなんで、そこでベルトを獲りたいです」

――Krush-63kgはそうそうたるメンバーがベルトを巻いています。そのベルトに挑む心境はいかがですか?

「ベルトを獲って今まで負けてきた選手たちにリベンジしたいですね。そうじゃないと格闘技をやっている意味がないんで。ここで俺がチャンピオンになるから今に見とけよって感じです」

――トーナメントには平本連選手のような若い選手もいます。意識している選手はいますか?

「全員やってやるぞって感じです。誰に思い入れがあるとかはないんですけど、目の前にいる相手をやっつけるだけやって思ってます。それを3つ続けて、全員倒してやるぞって気持ちで戦います」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「最終的には勝ちたいですけど、勝ち負けにこだわらんと、いつも通りの自分を出したいと思います。誰もが思うことかもしれませんが、僕は練習でやっていることを試合で出せれば負けることはないと思うんで。普段の自分が出せれば結果も出せるし、ファンの人たちにもついてきてくれると思うんで、着々とファンを増やしていきたいです」
トップページへ戻る