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[ニュース]2016.7.30
8・20「Krush.68 〜in NAGOYA〜」野杁正明、地元・名古屋で完全勝利を見せる!「ここでつまづいているようでは次はない。ゲーオが僕を無視できないような試合をします」
    
 8月20日(土)愛知・名古屋国際会議場イベントホールで開催される「Krush.68 〜in NAGOYA〜」の[スーパーファイト/Krush -65kg Fight/3分3R・延長1R]で中国のワン・ポンフェイと対戦する野杁正明のインタビューを公開!
――K-1-65kg世界最強決定トーナメントでは準決勝でゲーオ・ウィラサクレックに敗れてベスト4という結果に終わりました。改めてあのトーナメントを振り返っていただけますか?

「1回戦(マサロ・グランダーに判定勝ち)は相手に組みつきの減点があって噛み合わない試合展開でしたが、形はどうあれ勝ってリベンジ出来たことは良かったと思います。準決勝のゲーオ(・ウィラサクレック)戦については、僕は今まで試合中に『この選手は強いわ』と思ったことってほとんどないんですね。それは僕が試合で負けた相手も含めて。でもK-1ルールで戦った相手で初めてゲーオ選手にそれを感じました」

――実際に肌を合わせてゲーオから感じるものがあったんですね。

「ただいつも試合前に待機している時は多少緊張するんですけど、ゲーオ戦はそれが一切なかったんです。試合中もすごく楽しくて、今までにない感情で試合が出来ました」

――純粋にゲーオと攻防することが楽しかったですか?

「はい。ゲーオの右フックで一瞬記憶が飛んだりしたんですけど(苦笑)、楽しく戦うことが出来ました」

――野杁選手も構えをスイッチしたり、色んな技術や策を投じて戦ったと思います。その上でどこがあと一歩足りなかったと思いますか?

「僕のスタイルの反省点でもあるんですけど、前には出るんだけど手数が少ない。それが今回も出てしまったかなと思います。当日会場で試合を見ていた人からはほとんど互角だったよと言われることもあったのですが、改めて試合映像を見直すと『これは僕の負けだな』と思う点もあって。大きな差はなかったかもしれないですけど、手数やクリーンヒットの数という部分で差があったと思います」

――今回の名古屋大会はトーナメント前から出場が決まっていた大会です。ゲーオ戦の敗北を経て、今どんなことを意識して練習していますか?

「特に変わったことはないですけど、確実にクリアしなければいけない試合だと思います。Krush自体にも昨年の名古屋大会以来の参戦で、ちょうど1年ぶりに地元・名古屋で試合が出来るので、成長した姿を見せなければいけないと思います」

――野杁選手にとってはゲーオとの初対戦を終えて再スタートになる一戦です。どんなテーマを持って戦いたいと思っていますか?

「中国の選手はどんどんレベルが上がっているし、試合映像を見てもポンフェイ選手はすごく強い選手です。でも僕は打倒ゲーオが目標だし、ここでつまづいているようでは次はないと思っています。そういったことも含めて、すべてにおいて相手を圧倒して、その上で倒して勝ちたいですね」

――ずばり野杁選手が目指すものは完全勝利ですね。

「誰が見ても僕の圧勝という試合をして、その上で最後はKOという終わらせ方をしたいです」

――念願だったゲーオとの試合を終えて、打倒ゲーオへ向けて気持ちは燃えていますか?

「はい。すぐにでもゲーオとは再戦したかったんですけど、9月のK-1で試合(ゲーオVS山崎秀晃)が決まったので…それはもう仕方がないことかなと。あくまで僕の目標はK-1-65kgの頂点で、どちらがチャンピオンになってもそれは変わらないので、目標に向かって一歩でも前進できるような試合をしたいです」

――名古屋大会は野杁選手がきっかけになって始まったもので、野杁選手も4度目の出場になります。地元・名古屋で試合をすると普段とは違いますか?

「そうですね。特に今年はいつもの何倍も応援団が来てくれるので、それはものすごくモチベーションになりますね」

――同じ大会では武尊VSゲーオのエキシビションマッチが行われるので、ゲーオが見ている前で試合をすることになると思います。どんな試合をファンそしてゲーオに見せたいですか?

「僕もまさかゲーオが名古屋大会でエキシをやるとは思っていなかったんで驚いています。だけどこれもチャンスだと思うし、ゲーオが僕のことを無視できないような試合を見せてやります」
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