ニュース
[ニュース]2016.8.2
9・30「Krush.69」女子王者KANA、2度目の防衛戦は「自分を貫いてKO勝ちにこだわりたい」挑戦者キル・ビーも憧れのKrush王座奪取に燃える
    
 8月2日(火)東京・大久保のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、9月30日(金)東京・後楽園ホール「Krush.69」の追加対戦カードが発表された。
 7・18「Krush.67」でグレイシャア亜紀の挑戦を退け、初防衛に成功したKrush女子王者KANA。早くも2度目の防衛戦が9月大会で実現し、挑戦者も海外の強豪=台湾のキル・ビーに決まった。

 ビーは今年1月にKrush初参戦を果たし“女子キック9冠王”Little Tigerを撃破。本人・主催者サイドもKrush再登場を希望しており、Krush2戦目にしてKANAの持つベルトに挑むことになった。

 記者会見にはKANAだけでなくビーも台湾から来日して出席。両者揃って試合への意気込みを語った。

 初防衛後、海外の強豪との対戦を希望していたKANAは「ベルトが海外に流出するリスクはありますが、毎日勝ちに向かって生活できるし、緊張感を持ってコンディションを作っていけます。私は海外の強豪とどんどん試合をしていきたいので、ビー選手と試合できることがうれしいです」と力強くコメント。

「ビー選手は気持ちも強くてアグレッシブ。高い技術もあるので、噛み合う試合になると思います」とファンに好勝負を約束にする。

 プロデビューからの全勝記録を5に伸ばしているKANAだが、紅絹との王座決定戦は3Rにダウンを奪っての逆転勝ち。グレイシャアとの初防衛戦でもスプリット判定による勝利と苦戦が続いている。

「タイトルがかかっていて、相手も強くなっているから」と苦戦の理由を自己分析するKANAは「今回は自分のスタイルを貫いて、KO勝ちにこだわりたい。ビー選手が倒しに来てくれると盛り上がると思うし、私はバチバチの打ち合いをして最後は自分がKOしたい」とKO防衛をテーマに挙げた。

 一方のビーも「台湾から来ましたキル・ビーです」と日本語で挨拶し「9月は素晴らしいエキサイトな試合をするので、ぜひ見に来てください。KANA選手試合は映像で見ただけですが、一流のファイターで強いことは知っています。でも試合をやる以上はKOで勝ちたいと思います」とKANAに対してKO宣言。

「私は小さい頃からKrushを見ていて、いつかKrushに出たいと思っていました。必ずKrshベルトを持ち帰って自分の強さを証明したい」と憧れのKrushでチャンピオンになることに燃えている。

 またビーは「私の“キル・ビー”というリングネームは“殺人蜂”という意味で、試合では私のヒザ蹴りを見て欲しいです」と立ち上がってKANAの前でヒザ蹴りを披露。KANAも「この蜂に刺される前に倒します」と反撃した。

 KANA・ビーともにパンチを武器とする好戦的なファイター同士。Krushのタイトルマッチに相応しい試合になること間違いなしだ!
トップページへ戻る