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[ニュース]2016.1.7
1・17「Krush.62」原田ヨシキ、Krushファイターたちに宣戦布告!「お前ら、俺をKOしてみろよって。そうじゃないとKrushこんなもんかって思われちゃうよ」
    
 1月17日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.62」の[第4代Krush -63kg王座決定トーナメント一回戦]で平本蓮と対戦する原田ヨシキのインタビューを公開!
――トーナメント出場が決まった時の心境を聞かせてください。

「Krushに出るようになってからチャンピオンまで辿り着きたいと思っていました。でもチャンピオンがベルトを返上しちゃって、トーナメントが行われることになったので、速攻でツイッターに『トーナメントに出たい』ってつぶやきました。そしたら実際にメンバーに選ばれたので楽しみですね」

――Krushで試合をするようになって、タイトルは常に意識していたのですか?

「自分はKrushでずっと勝っていたんで、トーナメントには選ばれて当然かなと思いました」

――原田選手は総合格闘家ながら立ち技の試合に出ていますが、立ち技で戦う自分のことをどう分析していますか?

「もともと自分は立ち技主体の選手だし、立ち技はタックルを気にしなくていいんでやりやすいと言えばやりやすいですね。Krushはルール的にもヒジがなかったり、自分に合っているルールかなと思います」

――では原田選手としては、あまり立ち技をやっているという感じはないのですか?

「キック3戦目くらいからKrushに出ているんですけど、総合でもキックみたいな試合をやってましたし、Krushで試合をすることに違和感はないです」

――普段の練習場所もマッハ道場が中心なんですよね?

「はい。マッハ道場で総合の選手たちと練習してます。だから他の選手とは練習内容も環境も全然違うと思いますよ」

――総合格闘技をやっていることで、プラスになっていると感じるものはありますか?

「僕は総合で強い選手たちとやってきたんで、それに比べるとKrushでやってきた相手は物足りないぞって感じなんですよね。まぁ、このトーナメントに出る選手はそれより強いと思うんで、楽しみと言えば楽しみですね。自分は刺激に飢えているんで刺激が欲しいです」

――記者会見でも「みんな総合格闘家の俺を必死に潰しに来てください」という言葉もありましたが、トーナメントをかきまわしたいですか?

「どっちにしろ俺は総合格闘家だと思われて、俺にとってKrushはアウェーなんですよ。もしかしたら、そうは思ってない人もいるかもしれないけど、それじゃ全然面白くないでしょ。だからもっと俺を外敵として見て欲しいし、なんならKrushファイターにやっつけられたい。お前ら、俺をKOしてみろよって。そうじゃないとKrushこんなもんかって思われちゃいますよ」

――最近は総合格闘家の打撃技術も向上していますが、Krushファイターが相手でもやり合える自信はありますか?

「そうですね。総合の方がグローブも小さいし、もし同じグローブだったらキックボクサーよりパンチ力がある総合格闘家はたくさんいるでしょう。俺はその代表じゃないですけど、そういう意地も見せたいし、Krush-63kgのベルトは伝統のベルトなんですよね? 総合格闘家の俺にそのベルトを持って行かれちゃっていいの?と思います」

――ちなみに原田選手は総合の試合でKO負けしたことはありますか?

「グラウンドのパンチでやられたことはありますけど、スタンドの打撃でKOされたことはないです。俺のことを倒したいやつも何人かいるみたいなんで、是非、俺のことをKOしてみてください」

――そしてトーナメント1回戦では平本選手と対戦が決まりました。

「いきなり平本選手で嫌だなぁと思いました。それは相手が強いからビビってるとかじゃなくて、若い芽を摘みたくないからです。平本選手は17歳で"新生K-1の申し子"なんですよね? そんな未来ある選手を早い時期に潰したくないじゃないですか」

――………。

「試合を組んだ人は何を考えてるんだろう?と思っちゃいましたよ(苦笑)。まぁ、平本選手は発言も生意気なところがあるんで、出る杭は打たれるという言葉があるように、打ってやろうと思います」

――自分が番狂わせを起こせばトーナメントが盛り上がると思いますか?

「それもありますけど、1回戦で期待されている選手がいなくなっちゃったらつまらなくないですか? でも試合が組まれた以上、僕が勝つんでみなさん申し訳ありません」

――ずばりトーナメントは楽しみですか?

「勝てば勝つほど強い相手と戦えて、どんどん刺激を感じられるんで楽しみですね」

――Krushには色々なチャンピオンがいますが、総合格闘家の自分がチャンピオンになったら、今までにない新しいものを見せられると思いますか?

「そうですね。もし僕がKrushのチャンピオンになったら『俺がアイツを潰す!』というチャレンジャーが出てくるだろうし、それもいなくなったら次はK-1かな(笑)。まずはトーナメントをしっかり勝って、ですけどね」

――この試合を楽しみにしている人たちにはどんな試合を見せたいですか?

「相手は強くて期待されている選手でKOすると言っていたけど、逆に僕もKOするつもりです。1回戦だけど決勝戦みたいなトーナメントで1番面白い試合になると思うんで、ぜひ楽しみにしていてください」
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