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[ニュース]2016.9.6
11・3代々木 左右田泰臣、8カ月ぶりの復帰戦は再出発ではなく新たなスタート!名門メジロジムの新鋭セディッキ「俺がどれほどの男か見せてやる」
    
 9月6日(火)東京・大久保にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、11月3日(木・祝)国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2016 IN JAPAN 〜初代フェザー王座決定トーナメント〜」(※-57.5kgから名称変更)のスーパーファイト出場選手・対戦カードが発表された。
 3月に行われたスーパーライト級(-65kg)の日本代表決定トーナメントで1回戦敗退に終わった左右田泰臣が今大会で復帰。オランダの名門メジロジムの新鋭ファワド・セディッキとの一戦が決まった。

 約8カ月ぶりのブランクを経て、K-1のリングに戻ってきた左右田は「11月3日という新生K-1の旗揚げ記念日に試合できることをうれしく思います。K-1で3連敗して、2年前と状況が違いますが、旗揚げした日と同じ気持ちで試合をしたいと思います」と所信表明。

 日本代表決定トーナメントでの1回戦敗退という結果を受けて「(格闘技を)『辞めようと思った』ではなくて『辞めていた』期間があった」と明かし、再びリングに戻ってきた理由は宿敵ゲーオ・ウィラサクレックから練習に誘われたことがきっかけだという。

「格闘技を辞めていた時期にウィラサクレックジムの関係者から『ゲーオと一緒に練習をしないか?』と誘っていただき、最初は練習だけならいいかなと思ってジムに行くようになりました。そこからもう一度(格闘技を)やろうと思うようになりました。

 一緒に練習を始めた頃は練習仲間というよりもゼロから教えてもらう感覚で、今でも色々とアドバイスをもらっています。今後ゲーオと戦う可能性はありますが、今は自分のレベルアップのために一緒に練習しています」

 復帰戦に向けて所属するシルバーウルフ、そしてウィラサクレックジムで重点的に鍛え直しているのは蹴り技。「今まで25戦やってきて、僕は蹴りをサボってきたところがあります。今はそこを改善する練習をするようにしていて、練習では蹴りを出せているので、あとは試合で出せるかどうですね」とスキルアップには手応えを感じている。

 対戦相手のセディッキはオランダの名門メジロジム期待の新鋭で、これまで多くの名選手を育ててきたアンドレ・マナートが自信を持ってK-1に送り込んでくる刺客。前田憲作K-1プロデューサーも「パワフルなパンチと後ろ廻し蹴りなど多彩な蹴り技を持つ実力者」と話し、セディッキ自身も主催者を通じて「俺がどれほどの男か見せてやろう」とコメントしている。

 すでに試合映像をチェックしている左右田は「2試合ほど見たのですが、背が低くてギラギラしている選手だと思います」と分析。その上で「今回の試合は前回からのコンティニュというよりもニューゲームという形で迎えようかなと思います。戦い方、それも全部含めて11月3日にお見せできるのではないかなと思います」と11月3日を新たなスタートにすると宣言した。

 左右田が新たなキャリアのスタートを勝利で飾るか? それともセディッキが激戦区スーパー・ライト級で存在感を見せつけるか?
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