ニュース
[ニュース]2016.9.18
9・30「Krush.69」廣野祐、次期挑戦者決定戦は誰もが納得する試合で勝つ!「自分以外でジョーダン・ピケオーに勝てる選手はいるのかな?と思う」
    
 9月30日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.69」の[Krush-70kg次期挑戦者決定戦]で松倉信太郎と対戦する廣野祐のインタビューを公開!
――今回は-70kg挑戦者決定戦という形で試合が決まりました。最初にオファーを受けた時の心境はいかがでしたか?

「自分の中で『多分、次はこの選手とやるだろうな』というイメージがあって、松倉選手はその中に居た選手だったんですよ。同じ階級の選手は全員意識してるし、そこ(松倉)が来たかって感じでしたね」

――松倉選手のことは昔から見ていたと思うのですが、どういった印象を持っていましたか?

「キャリアの初期から日本のトップ選手と鎬を削っていて、最初の頃は負けが多かったと思うんですけど、元々フィジカルが強いんで、伸びしろはあるなと思って見ていました。実際に強い選手とやればやるほど実力が上がってきて、今では完全アウェイの海外(中国)でも勝てる選手になった。普通に強いなというか、それは凄いと思います。自分は海外の試合で負けているので、アウェイで結果を出すというのは本当に凄い。だからこそやり応えがあるし、やっぱり強い選手と戦った方がいいんで」

――廣野選手も日本人相手に2連勝中で、手応えを掴んでいるところもあると思います。自分のどこに成長を感じていますか?

「う〜ん、伸びてるかどうかは分からないですけど、伸ばしたいと思って意識してやってるところは多々ありますね。それが形になっている……んですかね(苦笑)」

――廣野選手はデビューからずっと外国人選手に勝つための戦い方を追求してきたんですよね。

「そうですね。スタートした時から世界一になるというゴールは決まってたんで、そのために必要なことをずっとやってきただけです。自分は普段の練習と試合前の練習を分けていて、普段は数年先を見据えた練習をして、試合前は目の前の相手に勝つための練習をやっています」

――松倉戦ではどんな試合で勝ちたいと思っていますか?

「やっぱり練習でやってることを本番で出せるように。松倉選手は会見で『自分は練習の方が強い』と言ってたんですけど、みんなそうだと思うんですよ。自分も練習の方が調子良いんで。だからそれを少しでも本番に出せるようにしたいですね。それに相手が強いからこそ圧倒して勝ちたいという気持ちもあるし、勝たなきゃいけないという気持ちもある。自分自身が納得できる試合内容にしたいし、周りにも納得してもらいたいですよね。自分も周りも納得させることは難しいですけど、そこにチャレンジしていかないとこの世界で生き残っていくのは難しいんで」

――挑戦者決定戦である以上、この試合の勝者が―70kg王者のジョーダン・ピケオーに勝つんじゃないか?という期待感を持たせる試合も必要だと思います。

「そうですね。自分以外でピケオーに勝てる選手はいるのかな?と思うし…実際あんまりいないんじゃないんですかね。でもまずは次の松倉選手に勝つことです」

――それでは最後にこの試合を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージをいただけますか?

「自分はいつも何やってるか分からないような感じで試合が終わっちゃうんで(苦笑)、相手の光を消すなら消すで、それをよりわかりやすくお客さんに伝えたいですよね。あとで振り返ってこの試合良かったなって思ってもらったり、自分自身でも試合を楽しみたいです。僕は一戦一戦、自分の目で見て明らかに強くなってると思う変化がないと先がないと思っているので、お客さんにも明確な成長を感じさせたいですね」
トップページへ戻る