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[ニュース]2016.9.15
9・30「Krush.69」松下大紀、和氣光春との再戦を制して激戦区-65kgを駆け上がる!「自分が唯一勝てなかったのが和氣選手。次で白黒はっきりつけたい」
    
 9月30日(金)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.69」の[Krush-65kg Fight]で和氣光春と対戦する松下大紀のインタビューを公開!
――今大会では3月のK-1代々木大会プレリミナリーファイトで引き分けている和氣選手と再戦が決まりました。短い期間での再戦になりましたが、最初にオファー受けた時には率直にどんなことを思いましたか?

「オファーを受けた時は『もう和氣選手と再戦するの?』という気持ちと『白黒はっきりさせたい!』という気持ちがありました。なので、気持ちが上がったり、下がったりしていたんですけど、いざ試合が決まってからは気合いが入っています。自分はプロ無敗なんですけど、唯一勝てなかったのが和氣選手で、白黒つけていない相手なんで、次で白黒はっきりつけたいですね」

――前回の対戦で勝ちきれなかった原因など、どんな反省点がありましたか?

「甘く見ていたわけではないのですが、思った以上に相手が強かったです。自分が予想していた以上にパンチが重かったですし、ヒザ蹴りも飛んできて、結構やりづらかったですね。相手も自分のファイトスタイルと似ていて、下がらないファイトスタイルだったので、そういう部分でも結構やりづらかったです。そこでもっと自分もアグレッシブに攻めればよかったかなと思うし、スタミナが後半すぐに切れてしまって、そこが試合に勝ちきれなかった原因だと思います」

――その修正点が前回の試合(7・18「Krush.67」で篠原悠人にKO勝ち)では改善できていたように見えましたあ。松下選手にとっては前回の試合はどんな試合でしたか?

「自分の格闘技人生で1番大事だと思っていました。勝ったら上に上がれるし、負けたら低迷してしまうと思って、かなり気合が入っていましたね。それと同時にかなり緊張していて、試合前のアップの時にあまりいい動きが
できなくて不安でした。だけど相手が1Rから積極的にきてくれたので、それで自分もスイッチが入って『やるしかない!』と思えたし、KOもずっと狙っていました」

――1Rに危ない場面もありましたが、そこからどのように立て直して、最後のKOに繋がったと思いますか?

「ヤバいと思った時はとりあえずガードを固めるしかなかったです。相手がラッシュをしてきたので、もし避けたとしても、そのまま攻撃を当ててくると思いました。なので見栄えは悪いですけど亀ガードで耐えるしかないと思っていましたね」

――和氣戦では後半で失速してしまいましたが、篠原戦では前半のピンチを凌いで、後半で逆転勝ちしました。あの逆転勝ちは自信になりましたか?

「はい。K-1甲子園の王者だった篠原選手をKOで倒したことで、かなり自信になりましたね。ツイッターでもかなり試合のことを拡散してもらったので、それを見てくれた友人からも直接『おめでとう!』と言ってもらいました。あの1試合でかなり反響は凄かったです」

――松下選手はプロ無敗ですが、自分のプロのキャリアを振り返っていかがですか?

「まさかここまで無敗でこれるとは思っていませんでした。でもどうせならこのまま無敗でいきたいですね。キックボクシングはアマチュアも含めてあまり経験がなかったですが、プロになってから自分も成長しているので、今は負ける気がしないです」

――松下選手が格闘技を始めたのは何歳の時で、何がきっかけだったのですか?

「小学校6年生の時に友達に誘われて、NPO JEFAで格闘技を始めました。最初は格闘技が楽しくて熱中していたんですけど、中学・高校でバスケットボール部に所属してからは、チームスポーツが楽しくなって、個人スポーツの格闘技からは離れてしまった時期もありました。だけど、格闘技をもう一度やりたいと思うようになって、格闘技に戻ってきました。

 自分としては、格闘技と離れてる期間があったことも、今はよかったと思っています。ずっと格闘技一本じゃなくて、周りの友達とも、しっかり遊んだり、しっかり働いて、そしてプロになって無敗でここまでこれたので
無駄なことはなかったと思っています」

――松下選手はK-1甲子園にも出場していますが、バスケと格闘技を並行していたのですか?

「そうですね。バスケはチームスポーツなので、チームで自分1人上手くても、チームとして上手くいかない。でも格闘技は自分が強ければ上にいけるので、そこに魅力を感じました。それでK-1甲子園に出場したのですが、いい成績が残せなかったので自信はなくて。そのまま高校時代に格闘技を続けていて、プロデビューのオファーがきた時に『自分はどれくらいできるのかな?』と興味が沸いてプロになりました。今プロになって6戦無敗なのでかなり自信があります」

――松下の選手は常にアグレッシブに攻めて、相手を仕留めにいきますが、そこにこだわりはありますか?

「そうですね。仕留めにいける時に仕留めないともったいないと思ってやっています。自分も他の選手の試合を見てきて『なんでここで倒せるのにいかないんだよ!』と思うことがあったんで、自分はアグレッシブに攻めて、
仕留めにいくようにしています」

――松下選手の試合は毎回会場が沸いていますが、会場が沸くと気持ちいいですか?

「気持ちいいですね!勝った時に沸いてくれると『自分、今キテるな!』と感じます(笑)」

――松下選手のこれから目標を聞かせてもらえますか?

「最終的にはチャンピオンになりたいです。だけど今までの6戦の試合内容では何とも思ってもらえないと思うので、このまま無敗でKOを量産していきたいです。決まった試合は全て勝つという気持ちでいます。そうやって勝っていけばチャンピオンも見えてくると思うし、自分は-65kgしか興味がないです。1番盛り上がってるところで1番目立ちたいと思ってます!」
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