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[ニュース]2016.9.17
パウロ・テバウ、小宮山工介の蹴り技は俺には当たらない!「こっちから顔を出して『蹴ってみろよ』って言ってやろうかな」
    
 9月17日(土)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、9月19日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP IN JAPAN 2016〜スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント〜」(※-60kgから表記変更)1回戦で小宮山工介と対戦するパウロ・テバウが公開練習を行った。
 6・24代々木大会のスーパーファイトでは、現スーパー・フェザー級王者の卜部弘嵩をKO寸前にまで追い込んで勝利し、初来日でビッグインパクトを残したテバウ。前回は体重オーバーの失態を演じていたが、前回よりも1日早く来日し「すでに体重はコントロール出来ていて問題ないよ」と慎重に減量を進めている。

 公開練習のミット打ちでも「とてもコンディションがいいし、今でも力がみなぎっている。準備は万端だ」という言葉通り、パワフルな左ミドルとパンチを繰り出すなど、調整に問題はなさそうだ。

 一回戦では空手仕込みの蹴り技が武器の小宮山との対戦となったが、テバウは「彼の試合を2〜3試合チェックしたけど、彼は経験豊富で、常に動いている。そしてテクニックもある選手だね。でもしっかり対策を積んできたから問題ないと思うよ」とキッパリ。

 小宮山が得意とする顔面前蹴りについて聞かれると「だったらこっちから顔を出して『蹴ってみろよ』って言ってやろうかな。それが小宮山戦のために用意した新しいテクニックさ(笑)」と余裕たっぷりに語る一幕もあった。

 準決勝・決勝の勝ち上がりについては「特に戦いたい選手はいないね。このトーナメントに出ている選手は全員経験豊富で強い選手ばかりだ。もちろん俺は決勝に進みたいし、誰が上がってきても俺がやることはいつもと変わらない」とテバウ。

 世界最強決定トーナメントへ向けて「前回同様、今回も自分の強さを見せるためにどんどん前に出ていきたい。俺のパワー・テクニックのすべてを見せたいね」と弘嵩戦以上のインパクトを残すと宣言し「こうして日本に戻って来れて本当にうれしいし、月曜日の試合を楽しみに待っていてくれ!」とファンにメッセージを送った。

 テクニックとパワーを兼ね備えた完成度の高いファイトスタイルから、テバウをトーナメントの優勝候補に推す声も多い。ブラジルからやってきたテバウが世界最強の座まで一気に駆け上がるか?
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