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[ニュース]2016.9.20
日本ヘビー級最強を証明した上原誠、次の標的は海外の強豪だ!「KOICHI選手に勝ったことで外国人選手と戦うことが夢から目標に変わりました」
    
 9月20日(火)東京・ホテルメトロポリタンエドモントにて、東京・国立代々木競技場第二体育館「K-1 WORLD GP IN JAPAN 2016〜スーパー・フェザー級世界最強決定トーナメント〜」(※-60kgから表記変更)の一夜明け会見が行われた。
 昨日の大会では“日本ヘビー級最強決定戦”と謳われたKOICHIとの一戦に勝利した上原誠。

 かつて一緒に練習していたKOICHIが相手ということで「すごくやりづらかった。僕がやろうとすることも相手にばれていたし、その逆もあったと思います。何発かいいパンチが当たって、そのあとに細かく当てれば早く倒せたと思うのですが、パンチが大振りになってしまいました。もっとコンパクトに打たないといけないです」と試合を振り返る。

 試合内容について反省しきりの上原だが、難敵KOICHIから勝利して得たものもあった。「KOICHI選手は相手の良いところを全部消すような選手。外国人は殴れば殴り返してくる感じで、技というよりもパワーがメインだけど、KOICHI選手のように技を出させずに間合いで戦う選手に勝てたことは大きい」と上原にとっても自信と経験を深める試合になったようだ。

 これで上原は新生K-1で無傷の3連勝。KOICHIを倒して名実共に“日本ヘビー級最強”になったことで、改めて世界の強豪との対戦をアピールした。

「K-1で日本人相手に3連勝したので、もうそろそろ海外の選手とやりたいという気持ちがあります。K-1で外国人と戦うことが夢だったし、KOICHI選手に勝ったことでそれが夢から目標に変わりました。

 世界のヘビー級が強いのは分かっているので、そういう選手にどこまで出来るのか試したい気持ちもあるし、そこでKOで勝って上原誠という名前を世界で広められることが出来たらなと思っています」

 ヘビー級での王座決定トーナメントやタイトル戦について聞かれた上原は「ファンの方々もヘビー級のトーナメントを見てみたいと思っていると思います。ただその時は僕が日本代表として海外勢で戦って、僕以外の日本人は出さないで欲しいというのがあります。そこでしっかりチャンピオンベルトを巻きたいです」と“K-1ヘビー級の新エース”らしい言葉も。上原を中心にK-1ヘビー級が展開していくのか目が離せない!
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