ニュース
[ニュース]2016.9.28
9・30「Krush.69」挑戦者ボンジョバーニ、-55kg王者・寺戸伸近の「心をへし折る」発言を一蹴!「試合前は何とでも言える。実際にどうなるのかは試合を見て欲しい」
    
 9月28日(水)東京・大久保のK-1ジム総本部にて、9月30日(金)東京・後楽園ホール「Krush.69」の[Krush-55kgタイトルマッチ]で王者・寺戸伸近と対戦する挑戦者チャールズ・ボンジョバーニが公開練習を行った。
 昨年11月の武尊戦以来の来日となったボンジョバーニ。この10カ月間は試合をしておらず「いつ日本で試合をするチャンスが来てもいいように他の試合は受けないようにしていた。日本で戦う時のために準備を続けていたよ」と日本での試合を待ち望んでいたという。

「実は昨年9月にダニエル・ウィリアムスと戦った時に左拳と足の甲を怪我してしまっていて、11月の武尊戦は万全の状態ではなかった。100%のコンディションで戦えなかったことが悔しい」。そう武尊戦を振り返るボンジョバーニだが、今回は試合間隔も空いており「非常にいい仕上がりだ。準備もしっかりやってきた心身ともにいい状態だよ」と絶好調宣言。

 Krushからタイトル挑戦のオファーを受けたことを「誇らしく思っている」と言い「オファーをくれたKrushには感謝しているし、モチベーションもアップしている。周囲の期待に応えるような試合をしたい」と闘志を燃やしている。

 公開練習として行った2分1Rのミット打ちでも左ストレート・右アッパー・右フックと得意のパンチを次々と叩き込み、仕上がりの良さをアピールした。

 対戦相手の王者・寺戸についてボンジョバーニは「偉大なチャンピオンであり、常に前に出てくるファイターだと思う。自分と似ているところもかなりあるし、パワーの勝負になると思っている」と分析。

 寺戸と言えば劣勢になってからの逆転勝ちも多いが「確かにテラドは相手に打たれて、そこからさらに強くなるところがあると思う。でもだからといって特別な警戒心や怖さはない」。

 また寺戸の「もう日本に来たくないと思うくらい、心をへし折ってやりたい」という発言を伝えて聞くと「試合前は何とでも言える。実際にどうなるのかは試合を見て欲しいね」とやってみろと言わんばかりに一蹴した。

 現在、Krushではジョーダン・ピケオーが外国人王者として君臨しており、ボンジョバーニも「もしKrushのチャンピオンになったら出来るだけ長くタイトルを持っていたい」と続くつもりだ。

 公開練習の最後、ボンジョバーニは「日本のファンはSNSで自分のことを応援してくれる。それはトレーニングンのモチベーションにつながるし、本当にありがたい。今回は素晴らしい試合を見せたいとやる気に満ちているし、良い形で試合を終わらせたいね」と日本のファンにメッセージ。

 ボンジョバーニがその強打で寺戸からベルトを奪い去るか?
トップページへ戻る