昨日のKrushデビュー戦では開始わずか40秒というタイムで斎藤武彦をマットに沈めたモハン。初参戦のKrushでも持ち前のパワーと攻撃力を存分に発揮し「昨日はとてもエキサイトしました。Krushという大舞台でKOできてうれしいです。（所属する士魂村上塾の）村上（竜司）塾長からも『お前はテクニックを覚えるな』と言われていて、モハンはいつも倒すか？倒されるか？の試合しかしないことになってます（笑）」と笑顔で語る。

　試合後のリング上でモハンは村上塾長に感謝の言葉を述べていたが、改めて一夜明け会見でも「塾長が喜んでいる顔を見れて本当によかったです」とKrush初勝利を村上塾長に捧げた。

　Krush参戦会見ではK-1出場の夢を語っていたモハンは「K-1に出られるなら-62.5kgでも-65kgでも-67.5kgでもいい。トーナメントでもワンマッチでもいいから出たい」と3階級で戦えることをアピールし、Krushでの王座獲りについても「それもいいですね」とニヤリ。

　会見に同席した宮田充Krushプロデューサーはモハンの言葉を受けて「今回は対戦相手の部分もあり、-67kgでオファーさせていただきました。今-62.5kgでも試合ができるという話も聞いて、その姿勢や貪欲なコメントがいいなと思いました」。

　その上で「僕は-65kgがいいと思っています。-65kgは層が厚い階級なので、例えば木村"フィリップ"ミノルとやったらどうなるのか？　また-67kgで渡部太基とやったらどうなるのか？　色んな夢が広がると思います。今日にでも村上塾さんに連絡して、次の試合のオファーをしたいと思います」と話しており、モハンのKrush再登場が早い段階で決まる可能性を示唆する。
　
　モハン自身も「また必ず倒すか？倒されるか？の会場を沸かす試合をします。応援よろしくお願いします」とファンに激闘を約束し、モハンのド迫力ファイトが再びKrushのリングで見られる日もそう遠くなさそうだ。